結核(BCG) の予防接種
更新日:2024年6月26日
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概要
結核は、結核菌に感染することでり患します。
国内の結核患者は大幅に減少しましたが、今もなお1万5千人を越える患者が毎年発生しているため、大人から子どもへ感染することも少なくありません。
また、結核に対する免疫は胎内でお母さんからもらうことができないため、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。
乳幼児は結核に対するが免疫が弱いので、全身性の結核症にかかることや、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。
BCGの予防接種を受けることにより、その効果は10年から15年程度持続され、結核の発病は接種をしなかった場合のおよそ1/4に抑えることが期待されています。
なお、副反応として、接種した腕の脇の下のリンパ節の腫れが稀に見られることがあります。また、接種前に結核菌に自然感染していた場合、「コッホ現象」が見られることがあります。
コッホ現象
接種前に結核菌に自然感染したことに気付かないまま接種した場合、接種後10日以内に発赤、腫れ、化膿等が見られることがあります。
通常2週間から1か月以内に治癒しますが、症状が見られた際は、かかりつけ医または西宮市保健所保健予防課にご相談ください。
対象者
西宮市に住民登録のある1歳未満の者(1歳となる誕生日の前日まで)
標準的な接種期間
生後5か月以上生後8か月未満
接種回数
1回
委託医療機関及び実施方法
委託医療機関及び実施方法についてはリンク先を参照してください。
お問い合わせ先
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