小児の肺炎球菌感染症の予防接種
更新日:2024年6月26日
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概要
肺炎球菌は、細菌による子どもの感染症の二大原因の1つで、2歳未満での感染のリスクが特に高くなっています。
多くの子どもの鼻の奥にはこの菌があり、細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を引き起こすこともあります。
死亡率や後遺症例(水頭症、難聴、精神発達遅滞等)はヒブによる髄膜炎より高く、約21%に後遺症を残す可能性があります。
子どもで重い病気を起こしやすい肺炎球菌血清型について、子どもの細菌性髄膜炎などを予防するように作られたのが、小児用肺炎球菌ワクチンです。
このワクチンを接種することで、細菌性髄膜炎や菌血症が激減したことが報告されています。
なお、副反応として紅班(発赤を伴う赤み)、腫れ、発熱等が見られることがあります。
対象者
西宮市に住民登録のある生後2か月以上5歳未満の者(生後2月の前日から生後60月の前日まで)
標準的な接種期間
初回接種
生後2か月以上7か月未満に開始
追加接種
初回接種終了後、生後7か月以上15か月未満で接種
接種間隔と回数
初回接種を開始したときの年齢により、接種回数等が異なります。
初回接種開始時の年齢 | 初回接種 | 追加接種 | ||
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接種間隔 | 接種回数 | 接種間隔 | 接種回数 | |
生後2か月から生後7か月未満 | 生後24か月(標準的には生後12か月)未満の間に | 3回 | 初回接種終了後、60日以上の間隔をあけて、 | 1回 |
生後7か月以上生後12か月未満 | 2回 | |||
1歳以上2歳未満 | 60日以上 | 2回 | (追加接種は不要) | - |
2歳以上5歳未満 | - | 1回 |
※初回接種開始時に生後2か月から生後12か月未満の場合は、生後24か月以降に残りの初回接種は行えません。(追加接種は実施可能です。)
委託医療機関及び実施方法
委託医療機関及び実施方法についてはリンク先を参照してください。
お問い合わせ先
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