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市長コラム 令和7年(2025年)2月

新年度に向けて意識する3つのこと

今月中旬から3月議会が始まりました。初日の18日には施政方針演説を行い、来る令和7年度の取り組みや予算案について、私から考えを披瀝させていただきました。
現在本市は、構造的に硬直し義務的経費が肥大化してきた状況を改善するための取り組みの真っ最中ではありますが、その中でも課題が少しでも改善し、未来のまちづくりにも寄与する施策などを含んだ予算編成をしたところです。
ここでは今回の予算編成や施政方針を掲げる上で、大きく意識したことを3点挙げさせていただきます。
ひとつ目は、行政ならではの役割、「最後の砦」としての役所、という点です。子どもを取り巻く環境は多様化し困難な事案も増えておりますが、ご家庭や個々の現場だけでは対応が難しいこともある中で、市がそうしたことを意識して様々な施策をバージョンアップし、セーフティーネットとしての役割を果たさなくてはなりません。その思いで、幼児教育・保育センターのスタート、不登校対策への新たなアプローチや、子どもの人権を守るための機関設置の検討、ひきこもり地域支援センターの設置などに踏み出します。
次に、未来につながる、質の高いまちをつくることを意識した施策です。その軸となるのはまちづくり関連の事業であり、阪神西宮駅北地区の再開発や阪急武庫川新駅設置事業の他、山口南幹線や門戸仁川線、今津西線などの整備に加え、学校施設の改築や改修、機能向上などを合わせて進めてまいります。また、環境学習都市として、地球温暖化対策としてのゼロカーボンや、ごみの減量と再資源化促進を目指すために、必要な各施策を提起しています。
三つ目は、今の本市に一番大切なことでありますが、財政構造の改善を着実に進めていくということです。昨秋に財政構造改善実施計画の素案として、様々な見直しや取り組みを通じて令和11年度での財政均衡をなし得る、とお示ししたところですが、昨年末のパブリックコメント等を踏まえ、一部修正を行った上で、予算に反映するべきものは盛り込むこととしました。一方で、短期的に財政状況が若干改善し、一時的には見通しが立ったとしても、財政体質の大きな改善にはまだまだやるべきことはあり、今後は市民の皆さんのご理解をいただきながら、さらに前へ進めて参りたいと思います。
変化の激しい時代、難しい市政運営の中ですが、出来うることを少しでも前へ進めたいと思い、提案した次第です。市議会の皆様からのご意見にも真摯に向き合い、ご理解をいただくよう尽力し、新年度に向かっていきたいと思います。

施政方針演説

令和7年度西宮市施政方針

令和7年2月20日


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