【動画】西宮市長からのメッセージ『年末年始に向けた緊急呼びかけ』(令和2年12月22日)
更新日:2020年12月22日
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- 市長から市民の皆様に向けたメッセージをお伝えします。
「市長からのメッセージ」
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(メッセージ全文)
西宮市長の石井登志郎です。
新型コロナウイルス感染症対策、年末年始に向けて市長から市民の皆さん方への呼びかけでございます。
まず、現状でございます。
緊急事態宣言時、4月・5月と比べておよそ3倍から6倍の感染者数の確認となっております。
急増しております。
その中で特に心配なのが、高齢者層の感染者が増えているということでございます。
11月の頭には14パーセント程度であったのが、今、40パーセント弱、高齢者の方が占めているという、こういうことになっております。
兵庫県の医療体制のひっ迫も大変心配される状況であります。
入院病床の使用率が兵庫県では71パーセントということでございます、12月16日現在でありますが。
一方で、あと29パーセントあるじゃないかと思われるかもしれませんが、兵庫県は広いです。
県内の感染者の77.4パーセントが阪神間、そして神戸に集中しております。
つまり、阪神間・神戸の医療体制は、かなりひっ迫をしているという状況にございます。
市民の皆さまにおかれましては、この予防策の穴、3密を避けるなどしっかり講じていただいている方がほとんどでありますが、
ふとした隙にマスクを外して会話するなど、そうした穴をすりぬけて感染をしてしまうということがございます。
穴に気を付けて、穴をふさいでいただくようにお願いをいたします。
そして冬はウイルスが活性化する、特に気温・湿度、ここに注意が必要です。
換気をしていただきながらであるけれども、室温は18度以上保っていただくように。
そして、湿度は加湿して40パーセント以上保っていただくようにお願いをいたします。
発熱などの症状が出ましたら、医療相談窓口0798-26-2240、こちらにお電話をください。
土曜・日曜・祝日、そして年末年始も午後の5時まで、お電話受け付けております。
年末年始の医療体制についてお知らせいたします。
西宮市では応急診療所での対応となりますが、応急診療所がひっ迫をする可能性もございます。
ですので、協力医療機関の皆さま方にお力添えをいただいて、医療の体制が年末年始もしっかりと供給できるような準備を12月からすでにしております。
なお、協力医療機関への支援として、一次救急体制の拡充に協力いただける医療機関には、1日あたり10万円の協力金をお支払いをする、ということにしております。
そして今、国の方で調達・準備を進めておりますワクチン接種について、西宮市においてもワクチンが入手できたら一刻も早く市民の皆さんに接種できる体制をと、準備を進めております。
すでに担当部署を設置し、システム改修の準備に入っております。
まだ実際に届いてはいませんが、一刻も早くこうしたワクチン接種が行き届くように全力を尽くして参ります。
最後に改めて年末年始の緊急呼びかけ。
みやたんも厳しい表情でみなさんにお願いをさせていただきます。
皆さんの協力で何とかこの事態を乗り越えて、平穏な年末年始、そして、コロナを乗り越える、そんな西宮市を皆さんとつくっていきたいと思います。
ご協力よろしくお願いいたします。
令和2年12月22日