市長コラム 令和5年(2023年)11月
更新日:2023年11月24日
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文教住宅都市宣言60周年、平和非核都市宣言40周年、環境学習都市宣言20周年記念式典を開催しました!
今年は西宮市のアイデンティティである三宣言の節目となる一年ですが、本日、その思いを市民の皆さんと共有し、未来に受け継ぐことを目的とした、三宣言周年式典を開催いたしました。お伝えしたい内容は、以下の式辞の通りですが、式辞後に発表された、再来年にやって来る市制100周年のロゴマークとキャッチフレーズは、多くの皆さんに公募いただいた中から選ばせていただいたものです。たくさん寄せられた、皆さんの温かい皆さんの思いに、胸が熱くなりました! ありがとうございました!
こうした市民の皆さんの思いに応える市政を行うのが、私の使命です。素晴らしい西宮市をさらに発展させていくために、粉骨砕身、懸命に頑張りたいと思います。皆さま、ありがとうございました!!
三都市宣言周年記念式典 式辞
本日は、西宮市の三都市宣言周年記念式典にご列席をいただき、まことに、ありがとうございます。また、日頃より、本市行政にご支援、ご指導をいただいておりますみなさまに、こころより感謝を申し上げます。
本市は1963年に文教住宅都市宣言を行い、今年で60周年の節目を迎えました。そして、平和非核都市宣言から40周年、環境学習都市宣言から20周年の節目の年でもございます。
さきほど、1階のギャラリーで、三つの都市宣言に関する年表を私も見てまいりましたが、60年前に「文教住宅都市宣言」を行い、風光の維持、環境の保全、そして文教の振興を図るという選択をした、当時の市民のみなさまに、感謝の念を新たにしたところです。
阪神・淡路大震災などの苦難も乗り越えながらも、西宮市は、住みやすい街として評価いただいておりますが、これは先人のご労苦があってこそのもの、そしてこの先もこの街を素晴らしい街として輝かせるためには、持続可能な日々の生活と、平和な世界があってこそ、であります。
であるからこそ、平和を愛する社会を育むことを目指す「平和非核都市宣言」、持続可能な社会を目指す「環境学習都市宣言」も、普遍的な価値を持ち、そして、今後のまちづくりの礎となるものであることを、再認識するものです。
本日、オープニングでは、西宮少年合唱団の美しい歌声を、たっぷりと聞かせていただきました。また式典の第2部で、市立高校の吹奏楽部の演奏がございます。音楽と出会える街というのも、文教住宅都市ならではです。次世代を担う、小中学生、高校生のみなさんとともに、きょうの節目を祝えますこと、たいへん嬉しく思います。
文教住宅都市宣言の本文には『西宮市の将来は、西宮市民のみならず、近畿一円の福利の増進に役立つべきものであり、それはまさに、西宮市が、人々に憩いと安住の地を提供することによって、積極的に果たされるものと信じる』、との一節があります。西宮市は、2年後の2025年に、市制施行100周年を迎えます。文教住宅都市宣言の理念を活かしつつ、次の100年も住み続けたい街であるために、そして、近畿一円、ひいては世界を希望溢れるものにするために、私たちにできることはなにか。きょうという節目に、あらゆる世代のみなさんとともに考え、積極的に手をつなぎ、力をあわせて実践していく契機としたいと思います。
最後になりましたが、ひきつづき、本市に対するご支援、ご指導ご鞭撻をお願いするとともに、本日ご列席のみなさまのさらなるご健勝を祈念して、私の式辞とさせていただきます。ありがとうございました!
追伸 式典で流れました三都市宣言の動画もアップしております。約15分ですが、とてもよい出来と私は思ってますので、ぜひご覧ください!
西宮市100周年ロゴマーク・キャッチフレーズ募集 受賞者の方と
令和5年11月4日