5月号 にしのみや、遺跡の秘密。
更新日:2017年5月25日
ページ番号:95931760
放送日 | テーマ | 音声配信 |
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5月1日 | 原始・古代のニシキタ・ムラ | 5月1日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,249KB) |
5月8日 | 津門の古代の役所跡? | |
5月15日 | 西宮戎神社門前に栄えた商業都市~本町 | |
5月22日 | 近世のニシノミヤ町~西宮神社大練塀の秘密/質問コーナー | 5月22日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,185KB) |
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近年、マンションや商業施設などの建設が続く西宮市内では、たくさんの発掘調査が行われ、これまでほとんど知られていなかった、市街地の下に埋もれている原始、古代、中世、近世の各時期にわたる集落などの遺跡があることが次々と分かってきました。それらの遺跡は、西宮北口・津門→本町へと移動しながら現在に続いてきたことが明らかになってきています。市内の遺跡の発掘調査を一手に引き受けている市文化財課の学芸員が、それぞれの発掘体験から、遺跡の秘密をお話しします。
【第1話】原始・古代のニシキタ・ムラ
西宮で一番古いムラは、西宮北口駅北東のアクタ西宮のあたりから高木小学校あたりまで広がる北口町遺跡・高木西町遺跡です。弥生時代前期末から中期初めといいますから、紀元前のころです。その後、ムラは一旦消えますが、卑弥呼の時代には芸術文化センターあたりに水田が造られました。このあたりは高松町遺跡・高畑町遺跡といって、室町時代ころまで続く遺跡です。
【第2話】津門の古代の役所跡?
近年の発掘調査によって、古代(飛鳥・奈良・平安時代)の西宮の人が生活した痕跡が次々と見つかってきています。西宮市で発見された古代の遺跡は、西宮北口付近の高畑町遺跡・阪神国道駅付近の津門大塚町遺跡です。高畑町遺跡からは大型の井戸、津門大塚町遺跡からは大きな柱を有する建物や瓦がみつかりました。放送では、武庫川右岸の古代の様子をご紹介いたします。
【第3話】西宮戎神社門前に栄えた商業都市~本町
西宮えびす神社周辺の地中には室町時代の町が広がっています。現在の本町周辺を発掘調査すると当時の建物の痕跡や器物がまさに“ザクザク”と出土します。これらは当時の人々の生活風景を思い起こさせますが、出土品には、日用品としての土器の他に、瓦質の三足風炉や硯、多くの銅銭などが含まれています。これらの出土品からみると、本町周辺はどのような町だったのか。
【第4話】近世のニシノミヤ町~西宮神社大練塀の秘密/質問コーナー
西宮えびす神社や本町周辺は、江戸時代には宿場・商業都市「町方」と酒蔵の町「浜方」からなる人口数千人を擁する武庫郡の中心都市に成長しました。西宮町の核である西宮戎神社は、現在、北側と西側をえびすの森が、東側と南側は、東門である赤門とそれの左右に続く大練塀が、それぞれ境内を区画しています。さて、その大練塀の秘密とは?
毎月第1~3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
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