JICA研修員が西宮市の「ごみの分別収集」及び「収集現場」を視察しました。
更新日:2017年1月6日
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独立行政法人国際協力機構(JICA)の研修員10名が、平成23年9月8日(木曜)に西宮市を訪れ、もやすごみ、もやさないごみ、ペットボトル、資源Aのごみステーションを見学し、「ごみの出し方」「収集方法」を職員の説明を受けながら視察しました。
もやすごみ収集作業では、実際に職員が行っている収集の様子を視察しました。
続いて、もやさないごみ、ペットボトルの出し方について説明をしました。
また、集合住宅の収集方法については、反転式コンテナ収集やマンションに設置されているごみ貯留設備「ロータリードラム」式収集現場を見学し、ロータリードラム式の投入装置について構造を熱心に視察されていました。
その後、ごみ収集車の概要説明、不法投棄システムを説明しました。
今回訪れた研修員は、ボツワナ共和国(1人)、ケニア共和国(1人)、モザンビーク共和国(3人)、セネガル共和国(2人)、スーダン共和国(1人)、タンザニア共和国(2人)の6ヶ国から研修に来ました。
【研修員の感想では】
- 市民の皆さんがごみに対する参加意識が高く、ごみ分別等に協力をしていると思った。
- 私の国では、市民と協力体制が出来ていないのが現実で、個々の根底意識から変えないといけないと思った。
- 西宮市は都市計画等も成功の要因で住宅地、商業地等に区別されていて、ごみ収集のしやすさがある。自分の街を再建させる為に少しでも今日のことを役立てたいと思った。
最後に、研修員代表としてオプレッサ(モザンビーク共和国)さんは、「西宮市の収集体制(システム)がとても素晴らしいと思う。戸別収集でなく、ステーション方式を取り入れることでコストを削減しているので良いと思った。分別方法等でコンテナ収集を使用し、コンテナの便利さや市民が行政と一体となってやっている。私はヨーロッパも視察したが、廃棄物の処理費が高く、コンテナも大きく高価で、導入となれば輸送費も掛かる。西宮方式を国でも導入できればと思いました。本日は勉強させていただきありがとうございました」と、お礼の挨拶をいただきました。
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