【消防局】在宅酸素療法時の火気の取扱いにご注意ください!
更新日:2021年9月1日
ページ番号:42390722
在宅酸素療法時の火災発生件数の増加が懸念されています。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、在宅酸素療法を行う自宅療養者が全国的に増加しています。
在宅酸素療法とは、慢性呼吸不全の患者が酸素濃縮装置、液化酸素及び酸素ボンベを用いて、自宅で高濃度の酸素を吸入する治療法です。酸素は、燃焼を助ける性質が強いガスであり、火を近づけると大変危険です。
実際、在宅酸素療法時の喫煙等火気使用が原因と考えられる火災が全国的に発生しており、今後市内でも発生することが懸念されます。
在宅酸素療法時の火気取扱い注意事項
在宅酸素療法を行う際は、患者はもちろん家族等周りの人も、火気の取扱いについて、次の事項に十分注意してください。
- 高濃度の酸素を吸入中に、たばこ等の火気を近づけるとチューブや衣服等に引火し、重度の火傷や住宅火災の原因になります。
- 酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内には、火気を置かないでください。特に酸素吸入中には、たばこを絶対に吸わないでください。
- 火気の取扱いに注意し、取扱説明書どおりに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣服等が燃えたり、火災になることはありませんので、過度に恐れることなく、医師の指示どおりに使用してください。
厚生労働省(在宅酸素療法時の火災)チラシ(PDF:313KB)
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