改善しよう!禁煙編
更新日:2024年6月18日
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禁煙にチャレンジして生活習慣病予防!
喫煙は、がん、脳卒中、心筋梗塞、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの様々な病気の危険因子となります。
目次
喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることがわかっています。
また、喫煙を始める年齢が若いほど、がんや循環器疾患のリスクを高めるだけでなく、総死亡率が高くなることも分かっています。
喫煙者は以下のような病気になりやすくなります。
タバコの煙には、ニコチン、タール、一酸化炭素などの5000種類以上の有害物質を含みます。
タバコの害はタバコを吸う人と吸わない周囲の人の両方に影響を与えます。吸わない周囲の人を巻き込む『受動喫煙』は、特に妊婦や子どもが受ける影響は大きいです。「加熱式タバコ」も「紙巻きタバコ」同じように『受動喫煙」が起こります。主なタバコの影響は以下のとおりです。
子どもをタバコの煙から守るために禁煙してみませんか(PDF:824KB)
Q:ベランダでタバコを吸っているので、周りの人に害はありませんよね?
A:ベランダでタバコを吸っても周りの人にも害はあります。タバコを吸った後の喫煙者の服や髪の毛には、目に見えない有害物質が付着しています。これをサードハンド・スモーク(残留受動喫煙、三次喫煙)といいます。タバコの臭いがするというのは、サードハンド・スモークの被害を受けていることとなります。
Q:空気清浄機の近くでタバコを吸っているので、周りの人に害はありませんよね?
A:空気清浄機では、タバコの有害物質を除去できません。タバコからは有害な粉じん(タール、ヤニ等)と、ガス(一酸化炭素等)が発生します。空気清浄機は、粉じんの除去性能が低い上に、有害なガスの除去が全くできないので、受動喫煙は防止できません。
Q:加熱式タバコに変えたから、家の中で喫煙しても、周りの人に害はないですよね?
A:加熱式タバコを吸った後の部屋には、有害物質が検出されています。加熱式タバコでも、周りの人の健康へ悪影響を及ぼす可能性があります。
参照:すこやかライフ(独立行政法人 環境再生保全機構)(外部サイト)
「長年タバコを吸っているから、今更禁煙しても・・・」なんて思っていませんか。今すぐタバコをやめる事で、以下のような効果があります。
・朝の目覚めがよくなる
・年間 約22万円の節約になる(1日1箱(600円)喫煙した場合)
・ご飯が美味しくなる
禁煙してから・・・
数日後:歩行が楽になります。
2週間~3か月後:心臓・血管などの循環機能が改善します。
1か月後~9か月後:咳や喘息が改善します。気道の自浄作用が改善し、感染を起こしにくくします。体力も向上し、スタミナが戻ってきます。
2年~4年後:虚血性心疾患のリスクが禁煙を続けた場合に比べて35%減少し、脳梗塞のリスクも顕著に低下します。
5年後~9年後:肺がんのリスクが喫煙を続けた場合に比べ、明らかに低下します。
10年後~15年後:病気にかかるリスクが非喫煙者のレベルまで近づきます。
参照:すぐ禁煙.jp(ファイザーホームページ)(外部サイト)
e-ヘルスネット(厚生労働省)(外部サイト)
禁煙方法は、いくつかあります。
- 自分で頑張る
- ニコチンガムを使う
- ニコチンパッチを使う
- 禁煙外来を利用し、飲み薬を使う(禁煙外来については「禁煙を考えている方へ」をご覧ください。)
自分にあった禁煙方法を探しましょう。禁煙相談も実施していますので、詳細は以下をご覧ください。
主な禁煙方法(PDF:1,520KB)
禁煙以外の改善方法については、「生活習慣病予防」をご覧ください。
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