貧血について
更新日:2023年11月30日
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貧血の心配はありませんか。
目次
赤血球に含まれるヘモグロビンの濃度が低下した状態を貧血といい、その原因は様々ですが
最も多いのがヘモグロビンの構成要素の「鉄」が不足しておこる鉄欠乏性貧血です。
ヘモグロビンは酸素と結びつき、全身に酸素を運ぶ働きをしています。
ヘモグロビンが減少すると、酸素を運ぶ力が弱くなり酸欠状態となるため、頭痛・息切れ・疲れやすさを感じたり、
全身に酸素をいきわたらせるため心拍数が上って心臓に負担がかかったりします。
特に女性は、生理や妊娠出産などで多くの鉄が必要になるため、貧血になりやすいと言われています。
その他にも、無理なダイエットなどの不規則な食事をしている人も注意が必要です。
・鉄を多く含む食品をとりましょう
鉄は意識しなければ不足しやすいうえに、吸収しにくい栄養素ですので色々な食品を組み合わせてとりましょう。
鉄を多く含む食品:赤身肉、レバー、赤身魚(まいわし・かつお・まぐろなど)、あさり、かき、ひじき、青菜野菜(小松菜・ほうれん草など)、大豆製品(納豆・豆乳など)
鉄分たっぷりレシピは 「バランス食レシピ」をご覧ください。
・偏った食事、欠食はせずに3食きちんと食べましょう
「赤」「黄」「緑」の食品を偏らずにバランスよくとりましょう。
「赤」の食品である肉、魚、大豆製品、卵などに含まれる良質のたんぱく質は、ヘモグロビンの材料になります。
「緑」の食品である野菜や果物などに含まれるビタミンCは、鉄分の吸収を助けます。
・ゆっくりよく噛んで食べましょう
鉄は胃酸と合わさることで吸収されやすくなります。ゆっくりよく噛んで食べ、胃酸の分泌を促しましょう。
西宮市では電話などによる健康相談・栄養相談を実施しています。詳細は「各種健康相談」をご覧ください。