肥満
更新日:2024年11月5日
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内臓脂肪に気を付けて生活習慣病を予防!
肥満は、高血圧症・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病など数多くの疾患のはじまりです。
目次
太るということは、生活活動や運動によって消費するエネルギーよりも食事などから摂取したエネルギーが多い状態が続き、余ったエネルギーが脂肪となり体に蓄積されておこります。
生活に支障がないからと放っておくと、高血圧・高血糖・脂質異常・脂肪肝などが起こりやすくなり、治療が必要な疾患につながるリスクが高くなります。最近体重が増えたな、ズボンのボタンがきつくなったかなといった早い段階で生活を見直すことが大切です。
肥満は、脂肪のたまる部位によって「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」に分けられ、どこに脂肪がついているかで健康上の問題を引き起こす危険性は大きく異なります。
そのため、問題の根っことなっている内臓脂肪へのアプローチが、他の様々な健康リスクを同時に改善することから、生活習慣を見直し、内臓脂肪の蓄積を予防・改善することが最も効果的とされています。さらに、内臓脂肪は皮下脂肪に比べて運動や食事などの生活習慣により溜まりやすい分、燃焼もしやすい性質があります。
内臓脂肪蓄積の精確な判断には腹部CT(画像診断)により面積を確認しますが、ご自身での確認方法として
腹囲(おへそ周り)が 男性:85cm以上、女性:90cm以上 が目安になります。
ステップ1 体重を測る
体重は食事や排せつなどの影響により、1日の中で変動(日内変動)します。毎日決まった時間に体重測定することで、自分の生活を振り返るきっかけにもなります。
ステップ2 BMIを計算する
成人の肥満度の判定には、身長と体重から簡単に計算できるBMI(BodyMassIndex)が国際的な指標として用いられています。今のご自身の状態を確認してみましょう!
BMIが25・腹囲が目安を超えていた方は、生活習慣を見直してみませんか。
◎食事については「改善しよう!食事編」
◎運動については「改善しよう!運動編」
「肥満」以外の生活習慣病や改善方法については、「生活習慣病予防」をご覧ください。