市販薬の過量摂取(オーバードーズ)について
更新日:2023年12月20日
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市販薬の過量摂取(オーバードーズ)について
近年、薬局や薬店で購入できる市販薬を過量に摂取する、いわゆる「オーバードーズ(OD)」が広まっており、注意が必要です。
医薬品は、安全に効果を発揮するために、用法や用量が決められていますが、市販薬の中には、用法・用量を守らずに過量摂取(オーバードーズ)すると、健康被害を引き起こしたり、依存症になってやめられなくなるものがあります。
「オーバードーズ」は、特に若年層を中心に広がっており、過量摂取する若者は、学校や職場での人間関係や家族など悩みを抱えている場合が多く、現実逃避や精神的苦痛の緩和のために、手を出してしまう傾向があります。
市販薬の過量摂取により、眠気や疲労感がなくなったり、ふわふわした気分になったりすることがありますが、これらの効果は一時的であり、効果が切れると不快な気分になり、同じ効果を期待して過量摂取を繰り返してしまいます。そして、過量摂取により急性中毒や死に至る事例が発生するなど、社会問題となっています。
医薬品の適正使用について
医薬品購入の際は薬剤師や登録販売者の説明をよく聞き、また添付文書をよく読んで、用法・用量を守って正しく使用しましょう。
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