1月号 人形飾りからみる年中行事
更新日:2024年1月31日
ページ番号:52925514
放送日 月曜20時30分~ | テーマ | 音声配信 |
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1月8日 | 年中行事 むかしの暦といまの暦 【クイズ】 明治5年まで使用されていた旧暦は、1ヶ月を何の周期に合わせていたでしょうか? 【答】月 | 1月8日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,152KB) |
1月15日 | 五節句の行事 【クイズ】 9月9日の重陽に飲まれた菊酒には、何の効果を願ったのでしょう? 【答】長寿 | 1月15日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,168KB) |
1月22日 | ひな祭りと端午の節句飾り 【クイズ】 雛人形と一緒に飾られるものの一つに、ある動物をかたどった筥(はこ)があります。安産のお守りや魔除けとして対で飾られるこの筥の名前はなんでしょうか? 【答】犬 | 1月22日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,156KB) |
1月29日 | 展示紹介「節句の人形 京の四季おりおり」/質問コーナー | 1月29日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,205KB) |
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1月号概要
西宮の1月行事といえば、西宮神社の十日えびすを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。毎年同じ日に繰り返し行われる行事を年中行事といいます。行事が滞りなく行われることは、私たちもまた無事に1年を過ごすことができたことを意味します。年中行事の中でも私たちに馴染み深いものに、節句と呼ばれる3月3日や5月5日の行事があり、この日に向けて雛人形や五月人形が飾られます。酒ミュージアムでも毎年1月末から3月初旬にかけて、西宮の酒造家・辰馬家で祝い飾られてきた節句の人形を展示しています。季節の節目である節句に、人形を飾ったり特別な食べ物を用意したりする風習はどのような意味があるのでしょうか。年始めの1月に、年中行事のあれこれをご紹介します。
【第1話】年中行事 むかしの暦といまの暦
年中行事は毎年決まった日に繰り返し行われる行事のことです。季節や農耕の節目となる日などに邪気をはらい、願いや祈りやが捧げられてきました。ところで、今も伝承されているこのような行事の際に、季節がずれていると感じることはありませんか。その理由として明治6年の改暦で、暦が大きく変わったことがあげられます。第1話は、旧暦と新暦についてご紹介します。暦のちがいを知ることでわかる年中行事に思いをはせてみましょう。
【第2話】五節句の行事
たくさんある年中行事の中で、特に5つの節日を選んだものを五節句といいます。江戸時代には、1月7日の人日(じんじつ)、3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午(たんご)、7月7日の七夕(たなばた)、9月9日の重陽(ちょうよう)の日を幕府の主要な行事を行う祝日とし、やがて民間行事としても広がっていきました。それぞれの節句に何を願い、どのような食べ物が用意されたのでしょうか。第2話は、年中行事の中から五節句の日に行われてきた行事を西宮の事例も含めてご紹介します。
【第3話】ひな祭りと端午の節句飾り
五節句の中でも特に親しまれている3月の上巳と5月の端午の節句には、子どもの初節句に健やかな成長を願って人形や飾り物を贈る風習が残っています。毎年節句の日が近づくと家の中に飾られお祝いされます。家族形態も変化し世代を超えての人形飾りは少なくなりましたが、家族総出で雛段を設えて人形を飾り、祝いの御膳を囲んだ記憶のある方も多いのではないでしょうか。第3話は、雛人形や五月人形など、どのような人形や飾り物が贈られたのか、また様々な飾り方についてご紹介します。
【第4話】展示紹介「節句の人形 京の四季おりおり」/質問コーナー
酒ミュージアムでは、1月27日(土)から3月4日(月)まで、「節句の人形」展を開催しています。西宮の酒造家・辰馬家で祝い飾られてきた雛人形や端午の飾りのほか、今年は京都の人形資料室・丸平文庫所蔵の作品より、
「京(みやこ)の四季おりおり」をテーマに、月次の京の歳時をあらわした人形もご紹介しています。最終話は季節を祝って飾られた人形を通してみる行事をご紹介します。
プレゼント
毎月第1~3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
全問正解者の中から抽選で1名様に、クオカード3,000円分をプレゼントします!
3週分のクイズの答えと、番組への感想・質問を書いて、さくらFMまでお送りください。
締切/2024年1月29日午後8時45分
【ファックス】0798-37-5514
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