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10月号 酒蔵建築と酒造道具からみる西宮の酒づくり

更新日:2023年10月27日

ページ番号:41653435

10月号「酒蔵建築と酒造道具からみる西宮の酒づくり」
ゲストティーチャー/酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)学芸員 大浦和也さん
放送日
月曜20時30分~
テーマ音声配信
10月2日酒蔵建築
【クイズ】
江戸時代以来の木造蔵の設計で意識されていた、阪神間特有の風の名称は何でしょうか?
【答】六甲おろし
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。10月2日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,216KB)
10月9日酒造道具
【クイズ】
酒造道具を製作する職人は、なんと呼ばれていたでしょうか?
【答】桶師
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。10月9日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,225KB)
10月16日酒造機械
【クイズ】
木桶の欠点を補い、銅製錫引きタンクに続いて普及したタンクは何でしょうか?
【答】ホーロータンク
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。10月16日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,167KB)
10月23日酒造りの歴史と現在/質問コーナーファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。10月23日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,120KB)

※この放送は、さくらFM78.7MHzでお聴き頂けるほか、インターネットからもお聴き頂けます。
 詳しくは、さくらFMのホームページ(外部サイト)新規ウインドウで開きます。をご覧ください。
※このホームページからの音声配信は、著作権等の関係により、一部配信できない個所があります。

10月号概要

西宮で江戸時代から盛んな酒造業は伝統的な産業でありながら、江戸時代以降現代にかけて様々な変化がありました。明治維新以降の近代化、太平洋戦争と戦後復興、高度経済成長や阪神・淡路大震災など社会の様々な動きに対応して、酒蔵は大型化し酒造道具は機械へと転換していきました。今回は、酒蔵建築や酒造道具・機械から西宮の酒づくりの変遷についてご紹介します。

【第1話】酒造建築

かつての西宮臨海部には、木造の酒蔵がひしめいていました。この木造蔵は阪神間特有の六甲颪を活かした設計という点で特徴的でした。しかし、太平洋戦争末期に西宮を襲った度重なる空襲や阪神・淡路大震災といった災害によって木造蔵の多くは姿を消しています。第1話では、かつての木造蔵の特徴のほか、現在主流となったコンクリート製の高層酒蔵が登場する過程についてご紹介します。

【第2話】酒造道具

酒造りの工程は複雑で、大まかに言っても米洗・浸漬・蒸米・製麹・もとづくり・醪づくり・圧搾・滓引き・火入れ・貯蔵を経て出荷されます。このような多岐にわたる工程に対応するため、酒造道具は種類が多く、白鹿記念酒造博物館に展示されている道具だけでも214種類あります。こうした道具は地域ごとに名前や形状が異なる物もあります。第2話では道具の地域性についてご紹介します。

【第3話】酒造機械

明治時代に入ると西洋の技術が酒蔵にも取り入れられ、木製の酒造道具は段階的に機械へと転換しました。ポンプによる水・醪・酒の輸送や、水圧機・油圧機による圧搾作業などは酒造労働の過酷さを緩和させました。その後、高度経済成長期の需要増大に対応するため酒造機械の開発・導入は一層進み、現代へ生かされています。第3話では、酒造道具から機械への転換過程についてご紹介します。

【第4話】酒造りの歴史と現在/質問コーナー

江戸時代にはしばしば腐造が起きた酒造りも、機械の登場や化学の発達も相まって安定したものとなりました。安定した生産が定着すると量産化も軌道に乗りました。その後、現在にかけてはいかに美味い酒を造るのかに課題が移る一方、近年はニーズの多様化に対応した酒造りが求められています。最終話は、全国的な酒造技術の安定させた丹波杜氏と、多様化時代の酒造技術についてご紹介します。

プレゼント

毎月第1~3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
全問正解者の中から抽選で1名様に、クオカード3,000円分をプレゼントします!
3週分のクイズの答えと、番組への感想・質問を書いて、さくらFMまでお送りください。
締切/2023年10月23日午後8時45分
【ファックス】0798-37-5514
【Eメール】787★sakura-fm.co.jp(★を@にしてください)
【ハガキ】〒662-0911 池田町9-7 フレンテ西館3F さくらFM「西宮徹底解剖」係

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