3月号 笹部さくらコレクションと西宮
更新日:2023年3月29日
ページ番号:23577166
放送日 月曜20時30分~ | テーマ | 音声配信 |
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3月6日 | 笹部新太郎の生涯 【クイズ】 昭和29(1954)年から、西宮の桜の保護育成を行った人物は誰でしょうか? 【答】笹部新太郎 | 3月6日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,220KB) |
3月13日 | 西宮の桜を育てた笹部新太郎 【クイズ】 笹部さんにゆかりのある、西宮オリジナルの桜の名前は何でしょうか? 【答】西宮権現平桜 | 3月13日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,149KB) |
3月20日 | 酒ミュージアムと笹部さくらコレクション 【クイズ】 笹部さんが収集し、没後は西宮市に寄贈された「笹部さくらコレクション」。その中心となる桜画を描いた画派の名前は何でしょうか? 【答】三熊派 | 3月20日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,155KB) |
3月27日 | 三熊派の桜画/質問コーナー | 3月27日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,312KB) |
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3月号概要
昭和40年(1965)、西宮市の市花に桜が選ばれ、現在も市内には多くの桜の名所があります。その保護育成に貢献された笹部新太郎(ささべ しんたろう)さん(1887~1978)のことはご存知でしょうか。笹部さんは各地で桜の植樹・保護育成を行った人物で、西宮でも活動していました。その生涯と、笹部さんが活動のかたわらで収集した桜にまつわる美術品等で構成されている「西宮市笹部さくらコレクション」についてご紹介します。
【第1話】笹部新太郎の生涯史
明治20年(1887)に大阪で生まれた笹部さんは、東京帝国大学(現在の東京大学)在学中に日本に古くからある山桜・里桜の保護育成に生涯を捧げることを決意しました。自身の桜の演習林や苗圃で研究を行い、その成果は各地への桜の植樹・管理指導という形で活かされていきました。多くの苦難に直面しつつも、91年にわたってひたむきに桜に向き合い続けた笹部さんの生涯を見ていきましょう。
【第2話】西宮の桜を育てた笹部新太郎
昭和29年(1954)、西宮市の依頼を受けた笹部さんは満池谷へ自身の育てた桜を植樹し、その管理方法について指導を行いました。市内では他に甲山などの桜の管理を行っています。また、桜の世話を通して西宮の人々と深い関係を結び、昭和42年(1967)にはその功績を讃えられて、西宮市民文化賞を受賞しました。笹部さんの西宮での活動と、市内で見ることのできる笹部さんゆかりの桜についてご紹介します。
【第3話】酒ミュージアムと笹部さくらコレクション
笹部さんは日本に古くからある山桜・里桜の保護育成に奮闘する一方で、桜に関する美術品や古典籍を収集していました。この収集品や笹部さんの研究資料は、遺言によって西宮市に寄贈され、「西宮市笹部さくらコレクション」として酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)に寄託されています。笹部さんが収集を行うに至った理由や、コレクションに収められた逸品についてご紹介します。
【第4話】三熊派の桜画/質問コーナー
笹部さくらコレクションの中心となるのは、三熊派と呼ばれる画派の描いた桜画です。三熊派に数えられるのは江戸時代中後期に京都を中心に活動した4人の画家たちで、桜のみを描くことを流儀とし、同時代の画家とは一線を画す特徴を有していました。三熊思孝(みくま しこう)に始まり、三熊露香(みくま ろこう)・広瀬花隠(ひろせ かいん)・織田瑟々(おだ しつしつ)と受け継がれていった三熊派について、笹部さんのコメントとともにご紹介していきます。
プレゼント
毎月第1~3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
全問正解者の中から抽選で1名様に、クオカード3,000円分をプレゼントします!
3週分のクイズの答えと、番組への感想・質問を書いて、さくらFMまでお送りください。
締切/2023年3月27日午後8時45分
【ファックス】0798-37-5514
【Eメール】787★sakura-fm.co.jp(★を@にしてください)
【ハガキ】〒662-0911 池田町9-7 フレンテ西館3F さくらFM「西宮徹底解剖」係