西宮市雨水管理総合計画

近年、気候変動の影響と思われる集中豪雨により全国各地で風水害が発生しています。同様に西宮市においても平成25年8月集中豪雨をはじめとする大きな降雨がほぼ毎年発生し、市内各地で浸水被害が起こっています。

本市の雨水整備については、過去に浸水被害のあった箇所から優先的に事業を進めています。しかし、近年は気候変動の影響による降雨の局地化・集中化・激甚化が進み、さらなる浸水対策が必要となっています。

浸水対策事業は、実施期間が長期化し、事業費も膨大となること等が全国的にも課題となっていることから、国では近年の気候変動や豪雨増加傾向を鑑み、「再度災害防止」に加え、「事前防災・減災」、「選択と集中」、「既存ストック活用」の観点から、浸水リスクを評価し、雨水整備の優先度の高い地域を中心に浸水対策を推進することを求めています。

このような課題や国の意向を踏まえ、これからは下水道による浸水対策を効率的・効果的に進めることを目的に、浸水対策を実施すべき区域や目標となる整備水準等の基本的な事項を定める「雨水管理総合計画」を令和5年3月に策定しました。

西宮市雨水管理総合計画（PDF：5,266KB）