微小粒子状物質(PM2.5)の状況について
更新日:2024年8月13日
ページ番号:20364680
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PM2.5の測定結果(速報値)について
- 現在、市内5箇所で測定を実施しています。
- 得られたデータは、随時、下記リンク先の『にしのみやのそら(西宮市大気汚染常時監視システム)』にて公表しています。
- 詳しくは下の≪ホームページ『にしのみやのそら』の概要について≫をご覧下さい。
- 当ホームページでは、兵庫県や環境省(そらまめ君)のリンク先も掲載しています。
※公表しているデータは確定した値ではないため、参考値としております。
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ホームページ『にしのみやのそら』の概要について(PDF:598KB)
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西宮市におけるPM2.5の監視体制について
・大気汚染物質の状況を把握するため、市内に大気汚染常時監視測定局を11局設置しています。
・この内、PM2.5の測定局は、次のとおりです。
※写真は津門川局です。
測定局名 | 設置場所 | 測定開始時期 |
---|---|---|
津門川局 | 津門川町(津門川ポンプ場内) | 平成23年11月 |
甲子園局 | 甲子園七番町(国道43号側道沿い) | 平成24年11月 |
塩瀬局 | 名塩新町(塩瀬支所) | 平成25年11月 |
浜甲子園局 | 浜甲子園2丁目 | 平成26年11月 |
河原局 | 河原町(中央運動公園内)・休止中 | 平成27年11月 |
PM2.5について
『PM2.5とは?』
大気中には、土ぼこり、花粉、黄砂、排気ガス中の粒子などが浮遊しています。そうした粒子の中で、粒径が2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは千分の1ミリメートル)以下のものを総称して、「PM2.5」と呼んでいます。
この大きさは、髪の毛(約70マイクロメートル)や花粉(スギ:約30マイクロメートル)、黄砂(約4~7マイクロメートル)よりも小さな粒子です。PM2.5は粒径が非常に小さいため、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸器疾患や循環器系疾患の原因になるといわれています。
※画像は東京都のホームページより引用
『PM2.5の発生源』
PM2.5の発生源には「人為由来」(人工的に作り出されるもの)と「自然由来」とがあります。
「人為由来」は、主に工場からのばい煙、自動車からの排気ガスなどが挙げられます。
「自然由来」は、黄砂や火山排出物などが挙げられますが、PM2.5よりも粒子径の大きい物質が多く含まれています。
最近では、黄砂と同じように中国大陸からの汚染物質が偏西風によって日本まで運ばれてくることがあり、問題となっています。
PM2.5の環境基準について
- 環境省において、平成21年9月9日に「微小粒子状物質による大気の汚染に係る環境基準について」として微小粒子状物質の環境基準(人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準)が告示されました。
- PM2.5の環境基準は次のとおりです。
『1年平均値が1立方メートルあたり15μg以下であり、且つ、1日平均値が1立方メートルあたり35μg以下であること』
※大気中のPM2.5の濃度が「環境基準の値」を超えた場合でも、直ちに人の健康に影響が現れるというものではありません。
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PM2.5の濃度が高い場合の留意事項
- 現在確認されている数値レベルでは健康な人への影響はないものといわれていますが、ぜんそく等の呼吸器疾患やアレルギー疾患のある方などは、濃度が高い日の外出をできるだけ控えるようにしましょう。
- 外出時にはマスクの着用、帰宅時にはうがい、洗眼等を行いましょう。
- 洗濯物は部屋干しするか、屋外に干した場合は、よく払ってから取り込むようにしましょう。
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微小粒子状物質(PM2.5)に関するQ&A(環境省作成)(PDF:41KB)
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