外来カミキリムシについて
更新日:2024年10月3日
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ツヤハダゴマダラカミキリについて
ツヤハダゴマダラカミキリは、アキニレ、カツラ、トチノキ、エンジュ、ポプラ等幅広い樹木に寄生し、幼虫が樹木の内部を食い荒らす特定外来生物です。食い荒らされた樹木は枯死して落枝や倒木につながります。
2023年に西宮市(西宮浜)で発生が確認されています。
- 原産地:中国、朝鮮半島
- 体長:2~3.5cm
- 生態:樹木内で数年かけて成長し、5~10月に成虫となって1~1.5cmの脱出孔を開け樹木の外に出ます。在来のゴマダラカミキリの脱出口が地際から高さ20cmくらいまでに集中するのに対し、ツヤハダゴマダラカミキリの場合は、樹木のより高い位置も含め全体にみられる特徴があります。寄主植物にすり鉢状のかみ傷をつけ、その窪みに1個ずつ産卵します。メス1匹の産卵数は約50個です。
出典:林野庁「外来種ツヤハダゴマダラカミキリの被害モニタリング等について」
参考資料
外来種ツヤハダゴマダラカミキリの被害モニタリング等について(PDF:669KB)
見つけよう! ツヤハダゴマダラカミキリ(PDF:1,782KB)
ツヤハダゴマダラカミキリを見つけたら
- 花と緑の課(下記お問合せ先)まで発見日時・場所・状況をご連絡ください。
※可能であれば写真を撮影・提供してください。 - 成虫を見つけた場合は、その場で踏みつけるなどして捕殺してください。
※特定外来生物である本種を捕まえて、生きたまま持ち帰ることは法律で禁止されています。
クビアカツヤカミキリについて
クビアカツヤカミキリは、サクラやウメ、モモなどのバラ科の樹木に寄生し、幼虫が樹木の中を食い荒らす特定外来生物です。食い荒らされた樹木は枯死して落枝や倒木につながります。
- 原産地:モンゴル、中国、台湾、朝鮮半島、ベトナム
- 体長:2~4cm(触角は含まない)
- 特徴:胸部(クビ)が赤色で身体全体はツヤのある黒色
- 生態:幼虫は樹木の内部を摂食する際にフラス(木くずと幼虫が排出するフンが混ざったもの)を排出します。樹木内で2~3年かけて成長し、5月下旬~8月上旬に成虫となって樹木の外に出ます。繁殖力が非常に高く、幹や主枝の割れ目に最大で1000個の卵を産み付けます。
クビアカツヤカミキリ(兵庫県提供)
フラス(兵庫県提供)
西宮市内での発見状況について
- 発見日時:令和5年7月20日(木曜日)
- 発見場所:西宮市生瀬武庫川町2 生瀬武庫川公園
- 発見状況:通報を受けて現地確認中に発見
- 対応状況:成虫(メス1匹)を捕殺
リンク
兵庫県ホームページ「クビアカツヤカミキリに関するお知らせ」(外部サイト)
国立研究開発法人森林研究・整備機構_森林総合研究所ホームページ「クビアカツヤカミキリの防除法」(外部サイト)
参考資料
兵庫県クビアカツヤカミキリ防除対策指針(PDF:1,287KB)
兵庫県クビアカツヤカミキリ防除対策マニュアル(PDF:12,269KB)
クビアカツヤカミキリ(フラス) チラシ(PDF:4,655KB)
クビアカツヤカミキリを見つけたら
- 兵庫県のクビアカツヤカミキリ目撃情報通報フォーム(外部サイト)からご連絡ください。
【提供いただきたい主な情報】
(1)発見日、(2)発見したもの(成虫、フラスなど)、(3)発見場所、(4)木の種類、(5)写真
※ フラスについて 成虫の活動は主に5~8月ですが、フラスは一年中見ることができます。
フラスの通報をしていただく場合は、被害木の樹種等が分かるように引きで撮った写真及びフラスをズームで撮影した写真を添付してください。 - 成虫を見つけた場合は、その場で踏みつけるなどして捕殺してください。
※特定外来生物である本種を捕まえて、生きたまま持ち帰ることは法律で禁止されています。
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