広田山公園~市民参画による生物多様性に配慮した公園づくり
更新日:2014年6月18日
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広田山公園~市民参画による生物多様性に配慮した公園づくり
広田山公園(大社町)は、廣田神社の敷地をご厚意により無償でお貸しいただき、まちの中の自然豊かな公園として西宮市が管理し、市民の皆様に開放しています。
広田山公園には、昭和44年に兵庫県の天然記念物に指定された「コバノミツバツツジ群落」があります。当時コバノミツバツツジは、廣田神社の敷地内の十数か所に分かれて群落をつくり、総株数は2万株にのぼると推定されていました。しかしながら、アカマツ林がしだいに照葉樹林化していくことで、林の中に光が届かなくなり、生育に光を必要とする「コバノミツバツツジ群落」は衰退しつつあります。
この群落を保全・再生していくために、公園に生息する生きものへ悪影響がないよう自然環境を調査・分析し、鎮守の森として多くの生きものが生息する照葉樹林は保全するなど、公園全体の生物多様性に配慮しながら計画をたてています。
生物多様性に配慮した公園づくりのためのゾーニング
計画では、春・夏・秋・冬、季節の移ろいを街中にいながら感じられる、魅力ある広田山公園にするために、目標となるゾーニングを定めています。コバノミツバツツジを保全するゾーンでは、光をあてるため照葉樹の伐採などを行います。さらに、低木の伐採や笹草刈り、落ち葉かき等、継続的にしなければならないコバノミツバツツジの保全活動を、地域の皆様との参画・協働で行うことを目指しています。
※ゾーニングの説明等の概要については、下のダウンロードからご覧いただけます。
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