植物バイテクってなに?
更新日:2017年8月9日
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植物は、茎や葉など ごく一部からでも、もとの植物体に戻る能力を持っています(全能性)。 この力を利用して、1株の優れた植物から、同じもの(クローン)をたくさん作る方法が、植物バイオテクノロジーの1つである‘組織培養’です。
植物生産研究センターや花工房では、組織培養によって西宮市オリジナル植物をふやしています。
バイテクによる植物の増殖
初代培養(しょだいばいよう)
ふやしたい植物を、殺菌して小さく切り分け、 栄養分の入った無菌のビンに入れて培養します。
馴化(じゅんか)
必要な数の植物がふえたら、培養ビンの外に出して育てます。この時、ビンの中の特殊な環境から外気へ少しずつ慣らしていきます。
継代培養(けいだいばいよう)
ビンの中で大きくなったら、無菌状態で再び小さく切り分けて培養し、数をふやします。
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