5月号　西宮の災害の歴史

西宮徹底解剖5月号「西宮の災害の歴史－風水害を中心に－」
ゲストティーチャー／気象予報士　福嶋明さん

放送日 月曜20時30分～	テーマ	音声配信
5月6日	西宮と周辺の自然災害　どんな災害が怖いのか 【クイズ】 約90万年前、九州の火山の大噴火によって西宮にも数十センチの火山灰が降り積もりました。その火山灰の名前は何でしょうか？	5月6日放送を聴く（音楽ファイル(MP3)：27,237KB）
5月13日	西宮と周辺の台風・高潮災害 【クイズ】 昭和25年、鳴尾村の単独市制を断念させた台風の名前は何でしょうか？	5月13日放送を聴く（音楽ファイル(MP3)：27,171KB）
5月20日	西宮と周辺の水害・土砂災害 【クイズ】 六甲山系で土砂崩れが起こりやすい原因の1つとなっている風化されやすい岩石の名前は何でしょうか？	5月20日放送を聴く（音楽ファイル(MP3)：27,176KB）
5月27日	東日本大震災被災地への西宮市の支援／質問コーナー	5月27日放送を聴く（音楽ファイル(MP3)：27,187KB）

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「天災は忘れた頃にやってくる」と言われます。阪神・淡路大震災まで「関西には地震が来ない」と思っていた方も多いでしょう。しかし、歴史をひもとくと、同じような災害が繰り返し起こっていることが分かります。西宮も古くから多くの災害に見舞われてきました。今月は、西宮の自然災害について歴史を辿りながら振り返ってみたいと思います。

暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火……自然災害にはさまざまな種類があります。第1話では、西宮の地理的条件を踏まえながら、西宮に多い自然災害は何かを考えます。そして、ごく稀にしか起きないものの起きてしまうと大変な「火山災害」についても学びます。

昨年9月の台風21号は、西宮を含め近畿地方に暴風・高潮の大きな被害をもたらしました。東日本大震災以降、津波ばかりが強調されてきましたが、高潮の対策も重要であることを再認識させられました。第2話では、室戸台風、ジェーン台風、第二室戸台風など、西宮の歴史も大きく左右してきた過去の台風と高潮について、振り返ってみたいと思います。

昨年7月の西日本豪雨（平成30年7月豪雨）では、11の府県で特別警報が発表され、多くの方が犠牲になりました。六甲山系の麓に位置する阪神地域も、過去には「阪神大水害（昭和13年）」に代表されるように、何度も大きな水害・土砂災害を受けています。第3話では、阪神間の集中豪雨・土砂災害について、振り返ってみたいと思います。

災害の多い日本列島ですが、昔から人々は力を合わせて復興に取り組み、地域をより発展させる契機ともしてきました。西宮市は阪神・淡路大震災で全国から支援を受けた恩返しとして、東日本大震災の被災地を支援。第4話では、西宮市が宮城県女川町で行ってきた職員派遣の取り組みを中心に、復興支援活動についてお話します。

毎月第1～3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
全問正解者の中から抽選で1名様に、クオカード3,000円分をプレゼントします！
3週分のクイズの答えと、番組への感想・質問を書いて、さくらFMまでお送りください。
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