2月号 西宮ゆかりの酒造家
更新日:2019年6月11日
ページ番号:85924408
放送日 月曜20時30分~ | テーマ | 音声配信 |
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2月4日 | 酒造業からの飛躍 辰馬吉左衛門 | |
2月11日 | とことんの悦蔵と先取りの喜十郎 | |
2月18日 | 今津灯台の長部家と青年たちの日本盛 | 2月18日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,158KB) |
2月25日 | 各地の酒造家と西宮/質問コーナー | 2月25日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,186KB) |
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日本有数の酒処として知られる灘五郷。西宮では江戸時代初期から清酒造りが始まり、西宮の一大産業として発展を遂げるまでには様々な要因がありました。その中には、酒造家のこだわり、ひらめきや発見もあったことでしょう。今回は、西宮ゆかりの酒造家にスポットをあて、その功績や素顔を紹介します。
【第1話】酒造業からの飛躍 辰馬吉左衛門
江戸時代から酒造りを生業とする辰馬本家で明治から昭和にかけての40年間当主を務めた十三代辰馬吉左衛門の業績を振り返ります。酒造をメインに、汽船会社等を経営していました。西宮の公共施設整備のための寄付や教育事業に取り組んだことが評価され、叙勲を受けて昭和天皇の兵庫行幸時には謁見を果たしています。日本が激動の時代に舵をとった十三代辰馬吉左衛門についてご紹介致します。
【第2話】とことんの悦蔵と先取りの喜十郎
28歳で辰馬本家から独立した北辰馬家当主(白鷹)の辰馬悦蔵。酒造りに対するこだわりが強く、いくつかの逸話が残されています。また、文化人という側面も持っており、文人画家富岡鉄斎との交流が知られています。
同じく辰馬本家から独立した南辰馬家当主喜十郎は、その居宅であった洋館からもその進取の気風をうかがい知ることができます。初代悦蔵と喜十郎の酒造りについてご紹介致します。
【第3話】今津灯台の長部家と青年たちの日本盛
灘五郷の一角である今津郷の酒造家として江戸時代から続く長部家。西宮では今津灯台を建築したことでも知られています。江戸時代の万両という銘柄から、明治以降は大関へと転換し発展していきます。
一方で現在の日本盛は明治時代に若手酒造家が集まってできた画期的な会社で、一時は醸造石数が全国1位へと成長しました。西宮から全国区へと花開いた大関・日本盛それぞれの歴史をご紹介します。
【第4話】各地の酒造家と西宮/質問コーナー
灘の酒造りに欠くことのできない宮水は、魚崎の酒造家山邑太左衛門によって、酒造りに適した水であることが確認されました。山邑のように西宮に酒蔵を所有していた酒造家や、九州福岡から収税官に扮して西宮の酒蔵を視察しに来た小林作五郎、福島県の収税官として東北の酒造技術向上を志して西宮にやってきた箱石東馬など、西宮にゆかりのある酒造家を紹介します。
毎月第1~3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
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