宅地耐震化推進事業(大規模盛土造成地マップ)
更新日:2024年6月17日
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大規模盛土造成地マップは、大規模な盛土造成地が存在することを知っていただくことにより、住民の皆様の防災意識を高めていただき、建物を建てる時や売買の時などに、地盤調査が必要であり重要であることを認識していただくため、作成したものです。
はじめに
平成7年の阪神・淡路大震災、平成16年の新潟県中越地震、平成23年の東日本大震災等では、大規模に谷や沢を埋めた造成地で滑動崩落が発生し、多くの宅地や公共施設等に甚大な被害が発生しました。今後も、南海トラフ巨大地震などの発生が懸念されています。
このため、西宮市では地震防災対策の強化を図り、安全・安心なまちづくりを進めるために、大規模盛土造成地の位置の把握などを目的とする調査を実施し、その中で地震時に滑動崩落が発生するおそれがある箇所があるかどうか検証しました。
平成7年の阪神・淡路大震災で被害をうけた箇所については、おおむね対策工事が終了しています。また、滑動崩落が発生するおそれがある1箇所については、すでに対策工事を終了しています。それ以外の箇所については、安全性の確認を終えています。
大規模盛土造成地とは
2種類の「大規模盛土造成地」があります。
(1)谷埋め型大規模盛土造成地
谷を埋め立てた造成宅地で、盛土の面積が3,000平方メートル以上のもの
(2)腹付け型大規模盛土造成地
傾斜地に盛土した造成宅地で、地山(盛土前の地盤)の傾斜が20度以上、かつ、盛土の高さが5m以上のもの
※下記ダウンロードの「大規模盛土造成地に関するリーフレット(PDF:369KB)」を参照して下さい。
滑動崩落とは
宅地造成において、地震時に盛土部が動いたり崩れたりする現象のことです。
宅地が動いたり崩れたりすると、建物などが傾いたり崩れたりして大切な財産だけでなく、命さえも失われることがあります。
※下記ダウンロードの「大規模盛土造成地に関するリーフレット(PDF:369KB)」を参照して下さい。
大規模盛土造成地マップの公開について
本マップについては、当ホームページからダウンロードして下さい。
なお、開発審査課(第二庁舎11階)の窓口で、詳しい地図等が閲覧できます。
※新しい地形図と明治時代の古地図等をコンピューター上で重ね合わせて作成しています。したがいまして、ある程度の誤差があることをご了承下さい。
ダウンロード
- 大規模盛土造成地マップに関するリーフレット(PDF:369KB)
- 大規模盛土造成地マップ【北部】(A3、縮尺25,000分の1)(PDF:407KB)
- 大規模盛土造成地マップ【南部】(A3、縮尺25,000分の1)(PDF:442KB)
大規模盛土造成地マップに関するQ&A
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