水質加算使用料
更新日:2018年2月14日
ページ番号:36557602
(制度)概要
家庭や事業場等から公共下水道へ排除される排水の処理に要する経費は、下水道使用料として利用者に負担していただいています。
しかし、一部の利用者が高い濃度の排水を排除すれば、浄化センターでの下水処理費用が余分にかかることとなります。
西宮市では、その余分にかかる費用を、高濃度の排水を排除した事業場に負担していただく「水質加算使用料制度」を採用しています。水質加算使用料制度は、大量かつ高濃度の汚水を排出する事業場に対し、公平な受益者負担を図るために設けられた制度です。
適用条件
水質加算使用料は、下記のいずれにも該当することで適用され、下水道使用料に加算されます。
- 1ヶ月の排出量が600立方メートルを超えるもの
- BOD又はSSの濃度が200mg/Lを超えるもの
料金
BOD又はSSの1m3あたりの水質加算使用料は、下表のとおり定められています。
項目 | 水質濃度 | 使用料(排出量1戸1月1m3当たり) |
---|---|---|
汚水1リットル中の5日間の生物化学的酸素要求量(BOD) | 200mgを超えるもの | 14円。ただし、300mgを超える場合は、100mgまでを増すごとに14円加算する。 |
汚水1リットル中の浮遊物質量(SS) | 200mgを超えるもの | 16円。ただし、300mgを超える場合は、100mgまでを増すごとに16円加算する。 |
用語について
BOD (生物化学的酸素要求量)
Biochemical Oxygen Demandの略で、日本語では生物化学的酸素要求量といいます。汚水中に存在する有機物などの汚濁物質が、微生物によって無機化あるいはガス化されるときに必要とされる酸素量のことです。数値が大きいほど、その水が汚れていることを意味します。
SS (浮遊物質量)
Suspended Solidsの略で、日本語では浮遊物質量といい、水中に浮遊している物質の重量を指しています。数値が大きいほど、その水が汚れていることを意味します。
お問い合わせ先
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