雨水タンク・浸透桝の助成制度関連のよくあるご質問
更新日:2024年9月20日
ページ番号:53447427
ご質問内容一覧
1.助成対象となる施設について
助成を受けて設置される雨水タンクについては、用途を散水に限定させて頂いてます。ただし、災害などにより水道水の安定供給に支障をきたす場合は、散水以外の利用も認めています。
他のものから転用したタンクや自作したタンクでは、助成対象となる施設の設置条件(「西宮市雨水貯留浸透施設設置技術基準」を参照)を満たさない恐れがあり、また設置に要した費用を明確に証明できない可能性があるため、原則市販のものを助成対象としています。ただし、これらの問題点を解決できると市が判断した場合は、助成対象として認めます。
雨水タンクを複数設置する場合でも、助成対象となるのは1基のみとなります。ただし、タンクを連結する場合は、合わせて1基とみなします。
庭だけでなく、ベランダに雨水タンクを設置する場合でも、助成対象となります。ただし、集合住宅については、区分所有のない集合住宅の場合は建物所有者又は土地所有者、区分所有のある集合住宅の場合は管理組合に対して助成します。集合住宅の各戸の居住者、区分所有者は助成対象となりませんのでご注意下さい。
雨水タンクの設置工事については、業者に頼まずに個人で行った場合でも助成対象となりますが、この場合は購入費のみが助成対象となります。
個人施工の場合の設置工事費は助成対象外、工事を行うために使用する工具等の購入費も助成対象外となります。
浸透桝については宅内の排水設備に該当するため、必ず市が指定する業者(排水設備指定業者)に設置工事を依頼して下さい。
2.助成対象となる方について
今回の助成制度はあくまで下水道事業の雨水対策の一環として実施しているため、助成対象区域については市が定めている下水道区域(雨水)に限定させて頂いています。なお、浸透桝については、下水道区域(雨水)内であっても、「西宮市雨水貯留浸透施設設置技術基準」に示す「助成対象から除外する区域」に該当する区域については、助成対象区域から除外しています。
戸建住宅だけでなく、集合住宅に設置する場合も助成対象となります。ただし、集合住宅については、区分所有のない集合住宅の場合は建物所有者又は土地所有者、区分所有のある集合住宅の場合は管理組合に対して助成します。集合住宅の各戸の居住者、区分所有者は助成対象となりませんのでご注意下さい。
3.助成内容について
【計算例1】
雨水貯留施設(雨水タンク)を55,000円で1基購入し、個人で設置工事を行った場合
費用合計額55,000円×2分の1=算定金額27,500円⇒1,000円未満切り捨てにより、算定金額27,000円
⇒この算定金額は、助成限度額30,000円未満のため、27,000円が助成金額となります。
【計算例2】
雨水貯留施設(雨水タンク)を55,000円で1基購入し、業者の設置工事費が10,000円掛かった場合
費用合計額65,000円×2分の1=算定金額32,500円⇒1,000円未満切り捨てにより、算定金額32,000円
⇒この算定金額は、助成限度額30,000円を超えるので、30,000円が助成金額となります。
【計算例3】
雨水浸透施設(浸透桝)を計3基設置し、材料費と工事費を合わせて50,000円掛かった場合
費用合計額50,000円×3分の2=算定金額33,333円⇒1,000円未満切り捨てにより、算定金額33,000円
⇒この算定金額は、助成限度額40,000円未満ですが、1基当たりの限度額10,000円×3基=30,000円を超えるので、30,000円が助成金額となります。
【計算例4】
雨水浸透施設(浸透桝)を計5基設置し、材料費と工事費を合わせて70,000円掛かった場合
費用合計額70,000円×3分の2=算定金額46,666円⇒1,000円未満切り捨てにより、算定金額46,000円
⇒この算定金額は、1基当たりの限度額10,000円×5基=50,000円未満ですが、助成限度額40,000円を超えるので、40,000円が助成金額となります。
雨水タンクの設置工事を業者に頼まずに個人で行う場合、購入費のみが助成対象となりますが、工事を行うために使用する工具等の購入費は助成対象外となります。
通販サイトや店舗にて発行しているポイント等の利用分は助成対象外です。
雨水タンク等の資材購入時にポイント等を利用した場合は、ポイント等の利用額を差し引いた残額が助成金の算出対象額になります。
【計算例1】
5,000円分のポイントを利用し、雨水貯留施設(雨水タンク)を55,000円で1基購入、個人で設置工事を行った場合
(費用合計額55,000円-ポイント利用5,000円分)×2分の1=算定金額25,000円⇒1,000円未満切り捨てにより、算定金額25,000円
⇒この算定金額は、助成限度額30,000円未満のため、25,000円が助成金額となります。
【計算例2】
全額ポイントを利用し、雨水貯留施設(雨水タンク)を55,000円で1基購入、個人で設置工事を行った場合
(費用合計額55,000円-ポイント利用55,000円分)×2分の1=算定金額0円
⇒この算定金額は0円となり、助成金額も0円となります。
4.手続きについて
市の助成を受けて施設を設置する土地・住宅の土地所有者又は建物所有者のどちらか一方でも申請者と異なる場合は、承諾書が必要となります。
申請時の見積書についてはコピーでも構いませんが、完了報告時の工事出来高書・領収書等については、必ず原本を提出して下さい。
完了報告時に提出して頂く「工事出来高書」とは、設置に掛かった費用の内訳が分かる書類になります。「外構工事一式」等、費用の内訳が分からないものは不可となります。
書類の名称は「工事出来高書」でなく「納品書」等でも構いません。
提出書類に捺印する際は、シャチハタではなく、必ず認印を使用して下さい。また、申請者名と印鑑については、申請書、完了報告書、請求書で必ず統一して下さい。
雨水タンク・浸透桝の助成制度関連のページへ
お問い合わせ先
上下水道局 下水管理課
西宮市六湛寺町8-28 市役所第2庁舎8階
電話番号:0798-32-2262
ファックス:0798-34-4738