【鳴尾消防署】暖房器具の火災に注意してください
更新日:2024年1月5日
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ストーブには電気ストーブや石油ストーブ等さまざまな種類があり、最近では、ほとんどの器具に耐震自動消火装置や温度センサー等の安全装置が設置されていますが、火災に至る事案が多数発生しております。
実は、石油ストーブより電気ストーブからの出火が多いことはご存じでしょうか。
電気ストーブの四方1m以内に可燃物があると、火災発生の危険があります。
今回は暖房器具の中でも死者が発生した住宅火災の原因第2位の(参照:令和元年版//消防白書)電気ストーブについて事例を踏まえながらお話致します。
電気ストーブによる火災の事例
電気ストーブによる火災原因のほとんどが可燃物の接触によるものです。
(1)電気ストーブをつけたまま就寝したところ、寝返りによって布団が電気ストーブに接触した。
(2)電気ストーブの上に洗濯物を干していたところ、洗濯物が落下し、電気ストーブに接触した。
(3)電気ストーブをつけたまま外出したところ、ペットが電気ストーブ前に可燃物を移動させていた。
電気ストーブを使用するにあたって...
電気ストーブによる火災を防ぐため、次の点に注意して、安全な暖房器具の使用を心掛けましょう。
・寝る前には必ずストーブの電源を切る。
・ストーブの近くに燃えやすいものを置かない。
・ストーブの上に洗濯物は干さない。
・外出時は必ずコンセントを抜く。
・タコ足配線での使用はしない。
最後にお願いです!!
普段から何気なく使用している暖房器具ですが、「火気を取り扱っている」という認識を持って使用することが重要です。
電気ストーブだけではなく、暖房器具を安全に使用して、寒い冬を快適に過ごしましょう。
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