【鳴尾消防署】水害に備えて対策しておきましょう!!
更新日:2021年5月13日
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雨期が近づいてきました!
雨期(6月~7月)を迎えるにあたり、水害の発生の恐れが予測されます。最近の豪雨は、局地的な集中豪雨が多く、突然やってきて、あっという間に水が溢れ浸水!ということもよくあります。アスファルトで舗装されているところでは短時間で多量の雨が降ると、下水の処理能力を超えて、マンホール等から水が地上に溢れ出たりします。
浸水を止めるには、土のう!
土のうは、水や土砂の流れをせき止めるものです。袋に土を入れたものが一般的で、ご家庭の浸水対策に効果的です。玄関前やガレージ等の出入り口に置くことで、家屋の浸水を防ぐのはもちろん、庭土が外に流れ出るのを防ぐこともできます。そんな土のう袋を鳴尾消防署にて、1事案10枚まで無料配布しております。
※土のうの土については、ホームセンター等で購入するなど、ご自身でご用意してください。また、緊急一時的に公園等の砂場の砂を使用することは可能ですが、後日、返却してください。
また、マンションの管理組合等が代表として、マンション全体で必要な場合は、世帯数に関係なく50枚を上限として配布しております。是非、ご活用ください。ご不明点がございましたら、鳴尾消防署(0798-49-0119)までご連絡ください。
一方で、ご家庭にあるもので簡単に土のうの代わりのものを作成できます。
45リットル程度の容量のごみ袋を二重にして中に半分程度まで水を入れます。それを段ボール箱に入れ、出入口等に隙間なく並べることで土のうの代わりとして使用することができます。他にも、土を入れたプランターをブルーシートで巻き込み隙間なく並べることで土のうの代わりになります。
このように土のうの大きさを統一して隙間なく密着させて並べます
最後に・・・
災害に対して、普段から備えておくことが大切です。設置場所の形状や面積により、いくつ土のうが必要になるかを見当しながら、用意しましょう。また、土のうはあくまでも災害対策のひとつにすぎず、「土のうを置いているから安心だ」とは思わずに、天候、周囲の状況や避難情報等をよく確認して命を守る対策を事前に備えておきましょう。