【消防局】天ぷら油の過熱には、十分に注意してください!
更新日:2024年3月15日
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西宮市内で、天ぷら油の過熱により火災が発生しています。
揚げ物を調理している時に、電話をする、洗濯をする、テレビを見る、スマホを操作するetc…
コンロから目を離している間に、油が過熱され発火する危険があります!
油は約340~370℃で発火するので、火にかけた数分後に火災になることがあります。
【その場を離れない】を徹底しましょう。
近年は、温度が上りすぎると火を弱くしたり、消してくれる機能【調理油過熱防止装置】付きのコンロが普及しています。
揚げ物を調理する場合は、この「調理油過熱防止装置」がある方のコンロを必ず使用しましょう。
スイッチ部分にもマークが記載されていることが多いので、一度自宅のコンロを見てください。
ここに注意!!
「調理油過熱防止装置」が付いているから火災にはならないという訳ではありません!
少量の油で揚げ物をすることで、油の温度が急激に上昇し、調理油過熱防止装置が機能しない場合があります。
調理中は絶対にその場を離れない(目を離さない)ようにしてください!
過熱された天ぷら油には、絶対に水をかけないでください!
燃えている天ぷら油に水をかけると、水が急激に気化することで油が広範囲に飛散し、周囲に燃えやすいものがある場合には延焼拡大を招きます。実際、過熱により天ぷら油から火が出て、消そうと慌てて水道水やペットボトルの水をかけてしまい、火傷を負い、救急搬送されています。
・ご家庭には、消火器(住宅用強化液消火器・エアゾール式簡易消火具等)を備えておきましょう!
・鍋に近づいて消火器を使用すると、放射の勢いで油が飛び散り受傷する危険がありますので、離れた位置から、油面を覆うように使用する等、注意が必要です!
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