ため池等農業用施設の安全対策について
更新日:2016年3月30日
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ため池について
ため池は、農業用水の不安定な地域にとって貴重な水源となっていますが、これらのため池の堤が決壊すると、農業用水の不足ばかりでなく、農作物や公共施設、更には人家等に多大な被害を引き起こす恐れがあります。
また、ため池は浅く見えていても、急に深くなっていることが多くありますので、誤って転落すると大きな事故につながる危険性があります。
このため、ため池管理者の日常の点検管理とあわせて、地域全体でため池での安全について十分注意することが必要です。
ため池等農業用施設の管理者の方へ
兵庫県では、災害を未然に防ぐため、特に6月を「豊かなむらを災害から守る月間」と定め、農山村地域のため池などの点検指導を行うとともに、防災体制の整備を図っています。
人家付近でため池の堤が決壊したり山腹が崩壊すると、人命をも失う大きな被害が想定されますので、ため池などの農業用施設の管理者におかれては、特に日常管理に十分ご注意ください。
なお、日常管理を適切に把握するため、除草・点検・補修等を行った際は「維持管理簿」等に作業内容や気づいた点など記録することも重要です。写真などを添付して記録を残していただくよう、お願いします。
地域全体で、子どもたちを水難事故から守りましょう
兵庫県と市は、水路やため池などでの水難事故防止に向け、「子どもたちを水難事故から守る運動」を展開しています。
農作業が盛んになる時期は、水路やため池の水位が高く、子どもたちにとって大変危険な場所となり、万が一、誤って転落すると大きな事故につながります。
とくに近年は高温の気候状態が続き、水路やため池に限らず、痛ましい水難事故が各地で発生しています。痛ましい事故を未然に防ぐため、子どもたちがため池や水路に近寄らないように日頃から呼びかけ、また水路やため池で遊んでいる子どもを見かけたら、遊ばないよう注意をお願いいたします。