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新型コロナウイルス感染症に関連する障害のある人への配慮について

更新日:2022年2月25日

ページ番号:13613039

新型コロナウイルス感染症の拡大に関連して、障害のある人やその家族の中には、これまでと違った日常生活に、障害の特性が理由で、不自由を感じている人がいます。
ここでは、障害のある人やその家族が困っている事例を紹介しますので、まずは困っていることを知っていただき、ご理解をお願いします。

このようなことに困っています

知的障害や発達障害がある人の中には

感覚過敏等の理由により、マスクが着けられない人がいます。
また、「新しい生活様式」について十分に理解できず、人に近づいてしまうなど、自分と周りの人と適切な距離を確保することが難しい人やいつもと違う状況が受け入れられず、パニックになる人もいます。
例えば、家族がマスクを着けることも、いつもと違う状況と感じて、パニックになるため、外出先で家族がマスクを着けられないことがあります。
マスクを着けていないことに対して、周りから白い目で見られたり、注意されたりすることにより、必要な外出ができないことがあります。
このような人がいることを理解し、いきなり注意することなく、穏やかな口調で話しかけ、できる範囲で柔軟な対応をお願いします。

厚生労働省「マスク等の着用が困難な状態にある発達障害のある方等への理解について」(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

障害や病気等さまざまな理由によりマスクの着用が困難な方は、「マスクをつけられません」と周囲にお知らせする意思表示カード等を携帯し、理解してもらえるように工夫する方法があります。意思表示カード等は、インターネット上でダウンロードできるものもありますので、ご活用ください。

参考ホームページ:わけがありますくプロジェクト(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

視覚障害がある人の中には

人との距離を保つために貼ってあるテープなどの目印が見えず、意図せず人に近づいてしまうことがあります。
また、掲示物が見えないため、お店などでコロナ禍における注意事項が確認できないことがあります。
いきなり注意することなく、穏やかな口調で状況の説明をお願いします。
 

聴覚障害がある人の中には

相手がマスクを着けていると、表情や口の動きが見えずに、コミュニケーションが難しいことがあります。
また、お店のレジなどに設置している感染防止のためのビニールカーテンでも相手の表情や口の動きが隠れて見えにくくなることがあります。
そのようなときは身振り手振りや指さし、筆談など、音声以外のコミュニケーション手段が助かります。
 

ヘルプマークの普及に取り組んでいます

西宮市では外見ではわかりにくくても援助や配慮が必要であることを示すヘルプマーク・ヘルプカードを交付しています。カバン等の見えやすいところにつけておくことで、周囲に理解を求めることができます。ヘルプマークをつけている人を見かけたら、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
 
ヘルプマークを知っていますか?
 

西宮市では、障害の有無にかかわらず、誰もが暮らしやすいまちづくりを進めています。
市民の皆様におかれましては、コロナ禍で不自由を感じ、困っている人を見かけましたら、一律にルールを強制するのではなく、できる範囲での配慮やサポートをお願いします。

お問い合わせ先

障害福祉課

西宮市六湛寺町10-3 西宮市役所本庁舎 1階

電話番号:0798-35-3147

ファックス:0798-35-5300

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