原水爆禁止西宮市協議会の足跡
更新日:2021年9月21日
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原水爆禁止西宮市協議会の足跡
昭和31(1956)年8月
第一回原水爆禁止西宮市民大会を浜脇小学校で開催。
大阪大学教授伏見康裕氏講演。
昭和32(1957)年8月
第二回市民大会が浜脇小学校で開かれ、「原水爆禁止西宮市協議会」の設置を決定。
昭和33(1958)年7月
『原水爆禁止西宮市協議会』の結成総会開催
初代会長に浅香多計次市議会議長を選出。
昭和34(1959)年
第2代会長に菊池武正(医療連盟代表)を選出。
昭和43(1968)年8月
総会開催。第3代会長に八木米次市議会議長を選出。
昭和44(1969)年8月
文集『平和へのねがい(初号)原水爆の恐ろしさ』を発行。
9月 講演会や写真展などの啓発事業を開催。
昭和47(1972)年12月
被爆者救済の「チャリティーバザー」を開く。
昭和48(1973)年8月
原爆犠牲者慰霊式・平和祈念式に被爆者を広島へ派遣開始
昭和50(1975)年7月
『平和へのねがい(第2号)原水爆の恐ろしさ』を発行。
原水爆禁止を訴える作文募集。
8月 「ヒロシマ・原爆の記憶展」として、広島市民の描いた絵300点と、
11のテーマに分けた写真展開催。
昭和52(1977)年7月
『平和へのねがい(第3号)』を発行。はだしのゲン」など原爆映画の会を開催。
被爆者便利帳を発行。
昭和55(1980)年7月
焼けたカワラ、ビンなど被爆現物の資料、広島市民の描いた原爆の絵、
被爆資料を展示した「ヒロシマ原爆資料展」を開催。
昭和56(1981)年6月
文集「平和へのねがい(第4号)」を発行。
昭和57(1982)年7月
設立25周年を記念して式典、街頭での平和アピールなど実施。
「原爆展」を開催。広島被爆写真、市民の描いた原爆の絵、
原水爆禁止運動の原点となった第五福竜丸の「死の灰」などの
現物資料や写真の展示と10フィート映画「にんげんをかえせ」「予言」を上映した。
昭和58(1983)年7月
『平和へのねがい(第5号)』を発行。
11月 平和非核都市宣言文案を市長に提示。
12月10日 西宮市が平和非核都市を宣言。
平和非核都市宣言日に市と共に、北山緑化植物園で記念植樹。
昭和59(1984)年7月
平和非核都市宣言シンボルマークを市とともに制定。
8月 平和非核を祈念し、街頭啓発キャンペーンを実施。
昭和60(1985)年7月
西宮市平和の歌を市とともに制作、レコード化。
昭和61(1986)年3月
『平和へのねがい(第6号)』を発行。
昭和62(1987)年7月
原爆展で被爆資料とともに平和を訴える「灯ろうの絵」などを展示。
昭和63(1988)年7月
原爆展で被爆資料とともにパール・バック女史から婦人連
合会に送られた手紙などを展示。
平和灯ろう流しを西宮市原爆被害者の会とともに実施。
12月 親子広島バスツアー(1泊2日)を実施。
平成元(1989)年3月
『平和へのねがい(第7号)』を発行。
7月 原爆展で被爆資料とともに西宮の戦時資料などを展示。
8月 広島の原爆ドーム保存基金に協力。
平成2(1990)年8月
ソ連サマンサ合唱団親善交流コンサートを開催。
平成3(1991)年7月
湾岸戦争での被災者救済募金に協力。
平成5(1993)年
第4代会長に馬場順三西宮市長(西宮市国際交流協会理事長)を選出。
8月 「平和非核都市宣言10周年記念式典」を開催。
中学・高校生を中心とした「国際平和のつどいin西宮」などの行事に協力。
11月 平和非核都市宣言10周年を記念した、宣言標柱の設置(阪神甲子園口駅の南側)に協力。
平成7(1995)年1月17日
阪神・淡路大震災
7月~9月に「戦後50年~平和を願う戦争写真展」を市内6ヶ所で巡回展示。
11月 西宮平和モニュメント「市民投票」に協力。
平成8(1996)年3月
『平和へのねがい(第8号)』を発行。
10月 西宮市平和モニュメントがJR西宮駅南広場に完成。
平成9(1997)年7月
平和記念講演会の講師に元国連職員で関西学院大学の田島幹雄教授を迎えて開催。
8月 駅前街頭啓発を西宮名塩駅で開催。
平成10(1998)年2月
平和非核都市宣言標柱の設置(JR西宮名塩駅の南側)に協力。
7月 「原爆展」を開催、広島、第五福竜丸の「死の灰」などの被爆現物
資料や広島市民が描いた絵などを展示のほか、映画「夏少女」を上映。
8月 親子広島バスツアー(一泊二日)や平和灯ろう流し、駅前街頭啓発を実施。
11月 協議会結成40周年事業「平和のつどい」を開催。記念講演会に作家の澤地久枝さんを迎える。
平成11(1999)年
原水爆禁止西宮市協議会40周年記念誌の発行
平和のつどいの講師に外国人初の「長崎市平和宣言」起草委員のブレンドン・ハンナさんを迎える。
平成12(2000)年7月
「原爆展」を開催。また初日には、「平和のつどい」を同時開催し、
講師に難民を助ける会の柳瀬房子さんを迎える。
平成13(2001)年7月
「原爆展」と「平和のつどい」を同時開催。「平和のつどい」の講師には、
第五福竜丸乗組員であった大石又七さんを迎え、講演会を行った。
平成14(2002)年
7月 「原爆展」開催。広島の被爆現物資料、パネル等のほか
アンネのバラ協会の協力を得て、アンネ・フランクの生涯について紹介した。
平成15(2003)年7月
西宮市平和非核都市宣言20周年の事業として、広島市が行っている「移動原爆展」を誘致し、
従来の原爆展を拡充して実施。
11月 「平和のつどい」に元国連事務次長の明石康さんを講師に迎え講演会を実施。
平成16(2004)年7月
サダコ展(原爆展)の開催。平成14年度に広島平和記念資料館で実施された
第一回企画展「サダコ展」にて使用された現物資料、写真パネルを展示。
10月 「平和のつどい」の開催。第五福竜丸が被爆して50年という節目の年に、
第五福竜丸に関わりのある飯塚敏弘氏と安田和也氏を招き講演会を実施。
平成17(2005)年7月
被爆・終戦60周年
広島・長崎原爆展の開催。広島・長崎両市の被爆資料を展示。
10月 平和のつどい開催。広島で被爆したピアノを使用しての演奏会。ピアニスト谷口博章氏。
佐々木禎子さんの兄、佐々木雅弘氏による朗読。
平成18(2006)年7月
「原爆展」の実施。原爆ドームについての企画展を実施。
11月 平和のつどい開催。山陽放送のパーソナリティ井上いつのりさんによる講演。
神戸女学院卒業生による演奏。
平成19(2007)年7月
「原爆展」の開催。長年、平和交流を行ってきた事業を企画展で紹介。
11月 平和のつどい開催。財団法人広島平和文化センター理事長に外国人
として初めて就任されたスティーブン・ロイド・リーパーさんをお迎えし、
講演会を実施。神戸女学院卒業生による演奏。
平成20(2008)年
原水爆禁止西宮市協議会50周年記念誌の発行。
7月 原爆展の開催。「原水爆禁止西宮市協議会結成50周年のあゆみ」を企画展で紹介。
10月 平和のつどい開催。エッセイストの海老名香葉子さんによる講演会を実施。
平成21(2009)年
7月 原爆展の開催。企画展「軍縮による平和と安全」を実施。
12月 平和のつどいの開催。講師に神戸大学大学院教授のロニー・アレキサンダーさんを
お迎えし、講演会を実施。
平成22(2010)年
7月 原爆展の開催。企画展「紛争と小型武器」を実施。
12月 市が平和市長会議に加盟したことを記念して平和のつどいを開催。
講師に爆心地復元映像製作委員会代表の田邊雅章さんを迎え、講演会を実施。
平成23(2011)年
7月 原爆展の開催。広島の被爆現物資料・第五福竜丸に関する資料等の展示のほか、
企画展「原爆詩に込められた平和への祈り」を実施。
平成24(2012)年
12月 西宮市平和資料館開館10周年を記念して企画展「市民が寄せた戦争関連遺品から戦争を
顧みる」と「平和のつどい」を同時開催。西宮市平和資料館所蔵の資料や写真パネルのほか、
舞鶴引揚記念館より借用した資料やパネルなどを展示。
平和のつどいでは橋田メモリアル・モハマドくん基金100人委員会代表の橋田幸子さんによる講演会を実施。
平成25(2013)年
7月 原爆展の開催。「平和非核都市宣言30周年のあゆみ」を企画展で紹介。
11月 市の平和非核都市宣言30周年を記念して「平和のつどい」と
「戦場カメラマン渡部陽一写真展」を同時開催。
平和のつどいでは戦場カメラマンの渡部陽一さんによる講演会を実施。
また、講演会に先立ち西宮混声合唱団によるコーラスも行った。
平成26(2014)年
7月 原爆展の開催。企画展「アンネの日記とアンネ・フランクの生涯」を実施。
11月 平和のつどいの開催。講師にタレントの山田雅人さんをお招きし、
「かたりの世界~戦火に散ったプロ野球選手」をテーマに講演会を実施。
平成27(2015)年
8月 平和灯ろう流しの開催。企画展として「ミニ原爆展」・紙芝居「瞳の中の子どもたち」の上演を実施。
11月 市制90周年・終戦70年を記念して、「西宮市平和資料館所蔵資料・パネル展」と「平和のつどい」を同時開催。
平和のつどいでは、西宮での空襲体験者である山本實さんをお招きし、
「西宮の空襲~語り継ぐ戦争体験~」をテーマに講演会を実施。
平成28(2016)年度
7月 原爆展の開催。企画展「サダコと折り鶴ポスター」展を実施。
11月 平和のつどいの開催。講師に「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんの実兄で
ある雅弘さんをお招きし、「佐々木禎子の12年~一番大切にしたいもの~」をテーマに講演会を実施。
平成29(2017)年度
8月 原爆展の開催。企画展「戦時下の西宮」を実施。
11月 平和のつどいの開催。講談師で声優の一龍斎春水さんをお招きし、「講談~火垂るの墓~」をテーマに講談を実施。
平成30(2018)年度(原水爆禁止西宮市協議会結成60周年)
結成60周年を記念して、「平和の絵コンテスト」を開催。
市内在住・在学の小中学生を対象に平和の絵を募集し、入賞作品を原爆展開催時に展示したほか、
北口ギャラリーで「平和の絵コンテスト作品展」を実施し、応募全作品を展示。