2月号 世界を酔わせる清酒の歴史
更新日:2022年3月1日
ページ番号:10945648
放送日 月曜20時30分~ | テーマ | 音声配信 |
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2月7日 | 西洋技術と清酒 【クイズ】 清酒造りに関係する主な微生物で、アルコールを造ったり味や香りに関わる役割を持つ、明治時代に西洋からその存在を伝えられた微生物とは何でしょうか? 【答】酵母 | 2月7日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,180KB) |
2月14日 | 万国博覧会と清酒 【クイズ】 明治時代、万博に清酒を出品した都市は次のうちどの都市でしょうか?(4択) (1)バンクーバー (2)ウラジオストック (3)パリ (4)ニューカレドニア 【答】(3)パリ | 2月14日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,175KB) |
2月21日 | 清酒輸出の歴史 【クイズ】 アメリカ西海岸のシアトルやポートランドで移民向けに雑貨を販売する中で、白鹿などの清酒を販売していたのは何商店でしょうか? 【答】古屋商店 | 2月21日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,196KB) |
2月28日 | 清酒の海外生産/質問コーナー | 2月28日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,187KB) |
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2月号概要
江戸時代に始まる西宮の清酒産業は、世界とどのように関係してきたのでしょうか。実は製造から販売まで、あらゆる分野で清酒産業は海外の影響を受けています。今月は、明治以降に海外からもたらされた酵母研究等の知見を活かした酒造りや、海外輸出の歴史、更には昭和以降に主にアメリカで行われた現地生産について取り上げ、清酒と世界の関わりについてご紹介します。
【第1話】西洋技術と清酒
西洋の技術や知見と日本酒造りの結び付きについて、意外だと思われる方も多いのではないでしょうか。江戸時代に始まる清酒造りでは、当初は経験則に基づいて作業が行われていました。明治に入ると西洋から微生物に関する知識がもたらされ、清酒造りにも大きく影響していることを知ることになります。第1話では、西洋からもたらされた微生物の知識と清酒造りについてご紹介します。
【第2話】万国博覧会と清酒
江戸積みを主としていた西宮の酒造家は、明治以降東京以外の地域へ販路を拡張するようになり、さらには海外への輸出にも関心を持つようになります。こうした酒造家の関心は、明治政府の輸出品増加の目論見とも重なり、西洋で開催されていた万国博覧会への出品に発展します。万博で清酒の魅力を世界に伝えることができたのか?第2話では、万博に出品された清酒の様子についてご紹介します。
【第3話】清酒輸出の歴史
コロナ禍に見舞われた2021年も、清酒の海外輸出は旺盛に行われ、11月末時点での輸出額は350億円を超えました。こうした清酒輸出の歴史をさかのぼると、当初はアジア等の近隣諸国向けが出発点でした。明治末年から昭和にかけては北米で暮らす日本人移民やヨーロッパの在外公館向けの輸出も行われるようになります。第3話では、清酒輸出の歴史についてご紹介します。
【第4話】清酒の海外生産/質問コーナー
太平洋戦争での敗戦により、酒造家たちは主にアジアに築いた販売拠点を失います。戦後の輸出も当初は移民や在外公館・駐在員向けに行われましたが、和食文化が世界に浸透すると、新たな清酒需要が生まれ、最終的には輸出量を増加させるだけでなく、海外での現地生産に挑む酒造家も現れます。最終話では、清酒の海外展開の最終形として現地生産の歩みをご紹介します。
プレゼント
毎月第1~3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
全問正解者の中から抽選で1名様に、クオカード3,000円分をプレゼントします!
3週分のクイズの答えと、番組への感想・質問を書いて、さくらFMまでお送りください。
締切/2022年2月28日午後8時50分
【ファックス】0798-37-5514
【Eメール】787★sakura-fm.co.jp(★を@にしてください)
【ハガキ】〒662-0911 池田町9-7 フレンテ西館3F さくらFM「西宮徹底解剖」係