1月号　知っているようで知らない　家紋の世界

西宮徹底解剖1月号「知っているようで知らない　家紋の世界」
ゲストティーチャー／日本家紋研究会理事・家紋Worldウェブマスター　田中豊茂さん

放送日 月曜20時30分～	テーマ	音声配信
1月10日	名字と家紋 【クイズ】 家紋はいつ頃できたでしょうか？ 【答】平安時代末期	1月10日放送を聴く（音楽ファイル(MP3)：27,168KB）
1月17日	家紋の形と意味 【クイズ】 えべっさんの紋は何でしょうか？ 【答】三つ柏	1月17日放送を聴く（音楽ファイル(MP3)：27,183KB）
1月24日	戦国乱世を生きた摂津武将の家紋 【クイズ】 三好長慶が畿内攻めの際に居城した、かつて西宮にあった城の名前は何でしょうか？ 【答】越水城	1月24日放送を聴く（音楽ファイル(MP3)：27,170KB）
1月31日	現代に見る家紋／質問コーナー	1月31日放送を聴く（音楽ファイル(MP3)：27,187KB）

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現代の暮らしの中から忘れられつつある家紋。その歴史を探ってみると名字の起こり、家の成立、武家の歴史が見えてきます。また、森羅万象、花鳥風月を巧みに図案化した家紋には、日本特有の文化・心映えに根差した美的センスが凝縮されています。冠婚葬祭においてもほとんど見ることはなくなりましたが、実は日本文化のエッセンスそのもので、近い将来、世界文化遺産に登録されるかも知れません。今月は、知っているようで知らない「家紋」について学んでいきます。

人には誰でも名字と名前があります。また、それぞれの人が生まれた家には家紋が伝えられています。そして、名字と家紋には、密接な関係があるといわれています。名字と家紋はどのように生まれ、広まり、どのような名字にはどのような家紋が使われたのでしょうか？ 何とも気になる名字と家紋の関係をジックリ探っていきます。

20,000種以上もあるといわれる家紋を見ると、日本人のもつ大和心、花鳥風月を愛でる独自の美意識から生じた特徴がみえてきます。家紋は日本の美しさを凝縮した意匠であるとともに、家の歴史を内包したタイムカプセルとも言えるのです。家紋のデザインを紹介しながら、そのひとつひとつに含まれる深い意味を追求していきます。

摂津は、平安京が置かれて以来、京と難波・西国を結ぶ海陸の交通の要衝でした。その結果、畿内・近国では乱が続発します。摂津守護職・細川氏の内訌。挫折した武将・瓦林正頼。信長に先駆ける天下人といわれる三好長慶。戦国乱世の摂津の歴史を紐解きながら、摂津で活躍した武将たちの家紋とルーツを探っていきます。

明治維新ののちに庶民の間にも広がった家紋。現代の日常生活からはどんどん消えつつありますが、老舗などでは商標に家紋をアレンジしたものが使用されるなど、新しい形で受け継がれています。私たちの身近な家紋を見ていきましょう。

毎月第1～3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
全問正解者の中から抽選で1名様に、クオカード3,000円分をプレゼントします！
3週分のクイズの答えと、番組への感想・質問を書いて、さくらFMまでお送りください。
締切／2022年1月31日午後8時50分
【ファックス】0798-37-5514
【Eメール】787★sakura-fm.co.jp（★を＠にしてください）
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