1月号 水を引く、使う、争う
更新日:2021年1月27日
ページ番号:26871323
放送日 月曜20時30分~ | テーマ | 音声配信 |
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1月4日 | 水をめぐる争い 【クイズ】 北郷用水をめぐり瓦林村と争った村の名前は何でしょうか? 【答】鳴尾村 | 1月4日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,230KB) |
1月11日 | 百間樋を開く 【クイズ】 百間は約何メートルでしょうか? 【答】180メートル | 1月11日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,222KB) |
1月18日 | 台地を潤す上ヶ原用水 【クイズ】 仁川の上流に作った池の名前は何でしょうか? 【答】五ケ池 | 1月18日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,232KB) |
1月25日 | 甲山の霊水/質問コーナー | 1月25日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,127KB) |
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1月号概要
道に沿う細い水路、マンボウトンネル、今も私たちの近くには農業用水が流れ、農地の痕跡が残っています。西宮市域が郊外住宅地に姿を変える前、田畑が広がり、住民の多くが農業に従事していた頃、農業用水の確保は非常に重要な問題でした。ある時は岩を掘って水を引き、ある時は池を造って水を貯えました。新たな農地が開発されると、水の配分を巡って訴訟に発展することもありました。そのような、農業用水にまつわる西宮の歴史を紹介します。
【第1話】水をめぐる争い
江戸時代は、開発の時代でした。土木工事の技術が発達し、多数の耕地が開かれ、新たな集落が生まれ、人口が増加しました。一方で、基幹産業の農業に不可欠な水の権利を巡る争いが起こりました。水論です。村同士が対立する水論の過程で作られた文書が、権利を主張するための証拠として引き継がれ、現在まで残されています。第1話では、日本史上の画期に作成された、鳴尾村と瓦林村の水論に関する古文書を紹介しつつ、江戸時代の農業と水争いについてお話します。
【第2話】百間樋を開く
武庫川を取水口とする百間樋は、仁川の川底を抜いてできた伏せ樋のことをさします。長さが100間(約180メートル)に及ぶことからその名前がついたとされています。今も公園や川の名前にも入っていることから、「百間樋」を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。第2話では、その歴史について古文書から紹介します。
【第3話】台地を潤す上ヶ原用水
上ヶ原地域には「上ヶ原用水路」という市指定の文化財があります。江戸時代に新田を開発するために整備されたものです。仁川大井滝の地点から上ヶ原台地へと水を引くために、大変な努力が払われました。第3話では、今に残る古文書や絵図、史跡から、上ヶ原用水路の整備の過程をのぞいてみましょう。
【第4話】甲山の霊水/質問コーナー
江戸時代、甲山神呪寺の境内に霊水が湧き出た、と評判になり、参詣者が押し寄せたという記録があります。上瓦林村に住んでいた尼崎藩大庄屋の日記にも、「弘法大師水」と称される、不思議な効力を持つ水の存在が記されています。第4話では、古い記録に残された、水にまつわるエピソードを紹介し、江戸時代の人々と水との関わりについてお話します。
プレゼント
毎月第1~3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
全問正解者の中から抽選で1名様に、クオカード3,000円分をプレゼントします!
3週分のクイズの答えと、番組への感想・質問を書いて、さくらFMまでお送りください。
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