下水道の正しい使い方
更新日:2024年12月19日
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下水道へ異物を流さないでください
下水道へ異物を流すと、下水道管、排水設備の詰まり、マンホールポンプの破損や故障に繋がるため、正しく処分を行ってください。
処分方法等については、「50音別ごみ分別一覧表」または「液体物(食用油・液体調味料・ペンキ)は、液状のまま「もやすごみ」に出さないでください!」をご覧ください。
油を流さないでください
排水口やトイレに油類(調理油、ペンキ、灯油等)を流すと、冷えて固まり下水道管や排水設備が詰まる原因となります。灯油は下水道管の中で爆発する恐れがあります。
熱湯、薬品等を流さないでください
排水口やトイレに熱湯や薬品類を流すと、下水道管や排水設備が変形・破損し、漏水の原因になります。
熱湯は冷ましてから流し、薬品類は正しい処分方法をご確認のうえ、処分してください。
ゴミ等を流さないでください
排水口やトイレにゴミ等(残飯、ビニール片、割りばし、つまようじ、ティッシュ、毛髪、おむつ、生理用品、ゴム、布、セメント等)を流すと、下水道管、排水設備の中で他の汚物と絡まったり、引っかかったりして、詰まりやすくなります。
工事用排水(地下水等)を無断で流さないでください
工事等の現場で発生する工事用排水をそのまま道路側溝、水路、下水道管へ流すと、道路側溝、水路、下水管内に土砂が堆積したり、下流の河川の水質汚染や、農作物への被害を引き起こしたり、下水浄化センターの処理機能にも悪影響を及ぼします。
工事用排水を流す場合は、下水管理課と事前協議が必要です。
詳細は「工事用排水(地下水等)排除について」をご覧ください。
排水設備を無断で改造しないでください
誤った改造(洗濯機の排水をベランダの雨樋や雨水桝へ接続する等)を行うと悪臭の発生や下水の溢れ、河川や海水の汚染に繋がるため、排水設備の改造を行う場合は市の確認を受けてください。
詳細は、「排水設備工事について」をご覧ください。
無届でディスポーザ(生ゴミ粉砕装置)を設置しないでください
下水道管の詰まりや悪臭防止のため、ディスポーザ部、排水配管部、排水処理部の3構造からなるディスポーザ排水処理システム以外は設置することができません。設置には公益社団法人日本下水道協会の「下水道のためのディスポーザ排水処理システム性能基準(案)」により認証を受けた製品である必要があります。また、設置には届出等が必要になるため、下水管理課と協議を行ってください。
部位 | 機能 |
---|---|
ディスポーザ部 | 生ゴミを破砕する部位 |
排水配管部 | 生ゴミをディスポーザ部により破砕した排水と台所排水または厨房排水を搬送する部位 |
排水処理部 | 破砕された生ゴミと台所排水または厨房排水を併せて処理し、汚濁負荷を低減するとともに生ゴミまたは汚泥を貯留する部位 |
防臭装置の点検、清掃を行ってください
防臭装置は構造上ゴミや油脂が溜まりやすいため、ゴミや油を取り除き、桝内や管を清掃してください。
防臭装置には次のようなものがあります。
トイレの防臭
Sトラップ
ワントラップ
防臭桝
小口径防臭桝