【西宮消防署】ウェブ消防署見学、救急車を紹介します
更新日:2023年8月21日
ページ番号:44272007
西宮消防署の救急車(西宮9)を紹介します
消防車には、火事、救急、救助の現場に出動するため、いろいろな種類があります。
街で見かける救急車も、消防署ではたらく車です!
このページでは、急病やケガをした人のところに駆けつける、「救急車」(西宮9)について紹介するよ!
救急車はどんな車?
救急車は、急病や事故などでケガをした人を、病院にいち早く運ぶ車です。
また、病院に運ぶ間、救急現場や救急車の中で、様々な救急処置を行います。
西宮消防署には、西宮9と、西宮19の2台の救急車がありますが、積んでいるものなどは、ほとんど変わりありません。
救急車には、どんなものを積んでいるの?
では、救急車の中を見ていきましょう!
救急車の左側スライドドアは、救急隊員が乗り降りするところです。
ここから車の中をのぞいてみると…
急病やケガをした人に処置をするために、たくさんの医療用の機器が積んであります。
これは、心臓の動きなど、身体の状態を観察するために使う機械です!病院にあるものと同じです!
このモニターや血圧計、体温計などを使って身体の状態を確認します。
これは、AED(自動体外式除細動器)といって、心臓がけいれん状態になっている人に、電気ショックを行う機械です。
電気ショックをすると、けいれん状態がおさまって心臓の動きが正常に戻ることがあり、緊急の処置としてとても有効なんです!
でも、電気ショックなんて、病院でお医者さんがする処置では?と思ったあなた!
なんとこの機械は、倒れている人の胸に、パッドという心臓の動きを読み取るシールを貼るだけで、電気ショックが必要かを自動で判断して、音声で知らせてくれるのです!
電気ショックは、心肺蘇生法とあわせて、いかに早く処置ができるかが大事です!
このAEDは、誰でも使用できて、命を助けるために大事な機械なので、西宮市ではみんなが通う学校にも設置されています。
他にも、大きなスーパーや駅など、街でみんなが使う建物にもAEDが置かれるようになってきました!
救急車の後ろのドアを開けて、ストレッチャーという担架を出してみました。
このストレッチャーには車輪がついていて、急病やケガをした人を乗せて運ぶことができ、救急車内ではベッドになります。
他にも、ケガの場所や具合をみて、様々な担架を使い分けます!
救急車の右側スライドドアは、人の乗り降りはできませんが、医療用酸素や、破壊用器具などが入っています。
救急車を上から見てみると・・・
救急車を上から見ると、「西宮・西9」と書いてありますね!難しい言葉ですが、これは「対空表示」といいます。
消防車、救急車にはこの対空表示がありますが、これは、ヘリコプターなどで災害現場を上空から見たときに、どこにどの消防署の消防車、救急車がいるか一目でわかるようにするものです。
以前紹介したタンク車(西宮2)は、こんな感じになっているよ!
救急車は、緊急のときに呼びましょう!
このページでは、急病やケガをした人のところに駆けつける、救急車を紹介しました。
救急車は、西宮消防署には西宮9と西宮19の2台がありますが、西宮市全体では14台(非常用車両を含む)あります!
基本的に、事故現場や急病人の近くにいる救急車が現場に向かいますが、近くの消防署から出動できる救急車がいなければ、とても遠くの消防署から応援の救急車が現場に行くことも…近年は、西宮市内の救急車のほとんどが出動中という事態も増えています!
そんな事態を少しでも減らすため、救急車は、緊急の急病等のときに呼びましょう!
判断に迷ったときや、どんなとき呼ぶべきか知りたい方は、下記のページも参考にしてください!
【消防局】~救える命を救うために~救急車の適正利用にご協力をお願いします