【北夙川分署】西宮消防署北夙川分署の紹介です。
更新日:2023年3月28日
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管内の情勢
北夙川分署は西宮市の市街地の北西に位置し業務を行う地域は、阪急神戸線以北、御手洗川、大師道以西の芦屋市境までを担当し、六甲山へ続く丘陵地、閑静な住宅地や甲山周辺の緑豊かな山林を有します。また、分署の近くには桜の名所でもある夙川があります。
北夙川分署担当区域内の風景
(左上:越木岩神社 右上:越木岩神社へと続く桜並木道 左下:夙川の桜と阪急電車 右下:西宮のシンボル甲山)
北夙川分署の沿革
昭和34年8月 | 西宮消防署夙川出張所開庁 |
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昭和44年5月 | 甲東消防署に移管し、甲東消防署夙川出張所に改称 |
昭和59年4月 | 甲東消防署北夙川分署に昇格 |
昭和59年10月 | 西宮消防署に移管し、西宮消防署北夙川分署に改称 |
北夙川分署の業務
火災や救急、事故などがあれば出動します。出動がない時も消防隊や救急隊は訓練や研修を行い、いつ発生するかわからない災害に備えています。
また、事業所や共同住宅の防火管理体制の指導や地域での消防教室、救急講習なども行っています。その他にも、管内の地理や水利の調査を行い、災害発生時に適確に対応できるように備えています。
受付業務といって、消防署窓口での電話対応や来署される方の案内をするという仕事もあります。
警防係 | 火災で使用する消火栓等の管理、通行障害などの調査、消防車や資機材の管理と整備や点検など |
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予防係 | 火災を予防するため建物や消防設備の検査、防火指導、防火広報など |
北夙川分署の車両
ポンプ車 北夙川1
火災が発生したときに、車両に積載された消防ポンプで消火栓や防火水そう、学校のプールなどから水を吸い上げ放水することができます。
また、CAFS(キャフス)と呼ばれる泡消火システムも搭載されており、泡により少ない水量で消火することもできます。
車両後部には『ホースカー』と呼ばれる消防用ホース約5本(計100m分)を積載した台車があり、遠方の火災現場や消防車両にホース延長をします。
車両上部には照明装置のほか、建物の3階程度まで伸ばすことができる『三連はしご』を積載しています。
タンク車 北夙川2
火災現場直近にまで接近し、車両に積載した水(1.5t)で速やかに消火活動ができます。
また、様々な災害に対応できるように、『エンジンカッター』『チェーンソー』『発電機』など多くの資機材も積んでいます。
ポンプ車と同様にCAFS(キャフス)システムを搭載しているほか、照明装置、三連はしごなどを車両上部に積載しています。
高規格救急車 北夙川9
病気やケガをした人のもとに迅速に駆けつけ、救急・救命処置を実施するとともに病院へ搬送します。
救急救命士の資格を持った隊員が乗車しており、救急・救命に必要な処置を適確に行います。
車両には傷病者を搬送する『ストレッチャー』と呼ばれる担架や酸素マスク、心電図装置などの救急機器を積載しています。
前席ドアが赤色に塗装されている救急車は全国でも珍しい仕様となっています。
査察広報車 北夙川6
おもに建物の消防用設備の設置・維持管理状況などの検査を行う予防査察や広報などを行う車です。
活動支援車 北夙川7
災害時に資機材を搬送するのに使用します。
四輪駆動にもなるため、地震等の災害で荒れた道路も走行できるようになっています。
車両上部には投光器が設置されており、夜間における照明装置として使用します。
家庭防火クラブ
家庭防火クラブとは、「防火の基礎知識を身に付け、自らの家庭は自らの手で守るという意識を普及させ、地域防災の発展を目指す」というものです。
北夙川分署担当区域内には、家庭防火クラブがあります。
年間を通じて様々な活動を実施しており、地域防災の発展に努めています。
・越木岩地区家庭防火クラブ
幼年消防クラブ
幼年消防クラブでは、火災の避難訓練や防火映画などを通して火災の怖さや消防の仕事について園児たちに知ってもらい、幼年期における防火防災意識の芽生えを図っています。
北夙川消防分署担当区域内では、東京インターナショナルスクール夙川キンダーガーテンと神戸海星女子学院マリア幼稚園の2団体で幼年消防クラブを結成しています。
・東京インターナショナルスクール夙川キンダーガーテン
・神戸海星女子学院マリア幼稚園
消防協力隊
大災害発生時の災害対応活動を目的に、事業所の協力をもとに発足しました。普段は事業を営みながら地域防災力の一環を担っています。
・株式会社 指月電機製作所