【西宮消防署】ウェブ消防署見学、消防車(タンク車)を紹介します
更新日:2023年1月19日
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西宮消防署の消防車(タンク車)を紹介します
消防車には、火事、救急、救助の現場に出動するため、いろいろな種類があります。
このページでは、主に火事の時に出動する「タンク車」(西宮2)について紹介するよ!
タンク車って?
タンク車は、タンク(水そう)を積んだ、ポンプ付き消防車のことです。
水そうには、水が1500リットル入っています!家のお風呂が満杯で200リットルくらいだから、タンク車にはいっぱい水が入っているね!
つまり、小さい火事なら、水道や川が近くにない場所でも消すことができます。
じゃあ、大きな火事のときは消せないの?
それは、次回更新予定の「西宮消防署の消防車(ポンプ車)を紹介します」でお答えします!
この消防車には、CAFS(キャフス)という泡を作ることができる装置も装備しています。
泡で火を包むと、物が燃えるときに必要な空気が足りなくなり、消火することができます。
水を使う量も減るので、火事の状況によっては、泡を使うこともあります!
タンク車には、どんなものを積んでいるの?
火災現場で放水するための、ホースや金具など、たくさんの道具が積んであります!
このホース1本で、何メートルの長さがあるでしょうか?
このようにくるくると巻いて積んでいますが、なんと1本で20メートルの長さがあります!
このように伸ばして、消防車につないで使うよ!
他にもいろいろな道具を積んでいるよ!
これは、エンジンカッターといいます。
小さいエンジンが付いていて、回転する刃で硬い鉄の扉でも、あっという間に切れてしまいます!
火事になった家の扉の鍵がかかっていたり、シャッターを壊さないといけないときは、このエンジンカッターを使うよ!
これらは、ホースとホースをつなぐための金具や、放水するためのノズルという道具です。
いろいろな種類があるよ!
消防士が座るところは、こんな感じになっているよ!
座席の後ろにくっついているものは、空気呼吸器といいます。
ボンベの中に空気が入っていて、火事で出る有毒な煙から、消防士を守ってくれる大切な道具です。
消防士は、火事のときこれを背負って出動します。素早く現場に向かうために、車の中で、座ったままでも背負うことができるように積まれています!
他にも、「3連はしご」という、建物の3階程度の高さまで伸ばすことができるはしごを、車の屋根に積んでいるよ!
3連はしごを使うときは、このようにして降ろすよ!
火事に気をつけましょう!
このページでは、火事や事故の現場で活躍する消防車を紹介しました。
しかし、何よりも災害がないことが一番です!
ご家庭では、消火器や住宅用火災警報器を設置し、定期的に点検しましょう!
また、特に火事の原因になりやすいコンロの取り扱いには気をつけましょう!
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