【浜分署】浜分署の救急車を紹介します。
更新日:2022年9月30日
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救急車は、ケガをした人や病気の人を緊急に医療機関に運べるように装備された自動車のことを言います。
浜分署に配備している救急車【浜9】について紹介します。
救急車【浜9】は平成31年2月に浜分署に配置されました。
長さ5.65m
高さ2.49m
幅1.89m
総重量3,155kg
排気量2,690cc
定員7名(救急隊員3名含む)
救急車内の様子
救急車【浜9】の資器材の一部を紹介します。
傷病者の状態が悪化しないように病院まで搬送することができる様々な資機材
【AED】
AEDとは自動体外式除細動器のことで、心臓に電気ショックを与える医療機器のことです。
呼吸や脈がない(いわゆる「心肺停止」という状況)人に使用されるもので、突然倒れた人の多くが心室細動(しんしつさいどう)といった状態に陥っており、AEDの装着と使用が早ければ早いほど救命率の向上につながります。
AED
【患者監視装置】
救急車に積載された患者監視装置は、心電図、脈拍、血圧、血中酸素飽和度、呼吸回数を確認することができます。
患者監視装置のモニター
【人工呼吸器】
心肺停止状態の傷病者へ自動で人工呼吸ができる装置です。
自動で人工呼吸してくれるため救急隊は点滴を行ったり、他の処置ができるようになります。
【ストレッチャー】
ストレッチャーは傷病者を乗せて救急車内へ収容し、医療機関に到着したら、傷病者を乗せたまま処置室へ搬入することができる資器材です。
傷病者の病態や希望に応じた体位にすることができます。
ストレッチャー
コロナ禍の救急活動を安全にするための資機材
【オゾンガス発生装置】
近年、新型コロナウイルス感染症の増加に伴い、より安全な救急車内を保つためオゾンガス発生装置にて車内消毒を適宜実施しています。
オゾンガス発生装置
最後に
救急車の適正利用について
救急車は限りある医療資源です。
全国的に救急件数は増加しており、西宮市でも年々救急件数が増加しています。
そのために、本当に救急車が必要な人に救急車がすぐに出場できない事があります。
通常、119番の救急要請を受けると、現場から一番近い救急車が出場しますが、その近くにあるはずの救急車が出場している場合は、遠方にある別の救急車が出場することになり現場への到着に時間を要してしまいます。
このように、救急車の出場要請が増えることにより119番を受けてから救急車が現場に到着する時間が遅れ、救える命が救えなくなる場合があります。
119番通報する前に、救急車が本当に必要か、自家用車やタクシー など一般の交通機関を利用できないか、もう一度考えてください。
ただし、命にかかわる病気やケガで緊急に病院へ行かなければならない場合は、迷わず119番通報してください。
救急車を本当に必要とする人のために、みなさんのご理解とご協力をお願いします。