【鳴尾消防署】人命救助表彰を実施しました!
更新日:2024年11月19日
ページ番号:62673017
高速道路上で災害が発生しました!
市内の高速道路上で発生した災害で、道路上(車線上)で動けなくなっている負傷者の方に対し、同道路を走行されていた運転手2名による迅速な119番通報と救助活動により、二次災害の発生を防止することができ、負傷された方を安全に病院まで搬送することが出来ました。
鳴尾消防署では、この2名が実施された行動に対し、人命救助表彰を実施しました。
功績内容
災害発生により、高速道路の車線上で負傷し動けなくなっている人がいることを、運転中の河口さんが発見され、他車が走行している危険な状況の中、自車を側道に停車させ、負傷された方を側道へ搬送介助されました。
また、河口さんの救助活動を、運転中の久吉さんが目撃され、同じく自車を側道に停車させ、三角表示板を配置して二次災害の危険を防止するとともに、救助活動を補助し119番通報を実施されました。
久吉 秀樹 さん(左) 河口 隆史 さん(中央)
両名による迅速な救助活動と二次災害防止活動がなければ、危険な状況下において負傷されている方が後続車と接触し重傷を負っていた可能性は十分に考えられます。さらに、後続車両を巻き込んだ大事故に至っていた可能性も三角表示板の設置により未然に防ぎつつ、活動されました。
終わりに
火災、事故、急病など、皆さんの周りで起こりえる災害は多岐に渡ります。
みなさんも、今回のように偶然、災害現場に居合わせることも十分に考えられます。
発生した災害に対しては、119番通報・初期消火・通報・避難誘導・一次救命措置など、取るべき行動はいくつかありますが、まずは「焦らないこと」と「二次災害に遭わないこと」がとても重要になります。
また、火災であれば防火対策や訓練、急病であれば予防や救急講習等、災害発生を未然に予防することが大切です。
いざという時のため、普段から災害に対する準備、心構えをお願いします。