【鳴尾消防署】トライやる・ウィークで消防士の仕事を体験!
更新日:2024年7月3日
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今年もトライやる・ウィークを実施しました!
5月20日から24日に高須中学校、浜甲子園中学校、鳴尾中学校、真砂中学校が、5月27日から31日に鳴尾南中学校、学文中学校の各生徒さんが、トライやる・ウィークで鳴尾消防署の職場体験に来てくれました!
鳴尾消防署では2週間にわたり中学生の生徒さんに、防火衣や空気呼吸器の着装訓練を始め、放水訓練、救助訓練、救命講習、はしご車搭乗体験などの様々な体験をしてもらいました。
様々な体験・訓練の中で、「これぞ消防」と思われる、大きな訓練2つをご紹介します。
はしご車搭乗体験
鳴尾消防署のはしご車のバスケット(籠)に乗り、高い位置まではしごを伸ばしていく搭乗体験を実施しました。鳴尾消防署にあるはしご車は、35メートルまで伸びます。今回は、安全管理のため、最大まで伸ばしてはいませんが、普段は乗ることができない車両で、見ることができない町の風景を見て、とても刺激を受け、楽しんでいました。
救出訓練
救出訓練とは、火災を想定した建物に、煙を吸わないよう空気呼吸器を装着した状態で、建物内に屋内進入し要救助者を探し出して、建物の外まで救出してくる訓練です。
実際の現場を想定した訓練のため、体力を激しく消耗しますが、中学生達は要救助者を救出するために一生懸命取組んでいました。熱心に取り組んでおり、救出に時間がかかってしまい、悔しがってもう「一度やらせて欲しい」という声も聞けました。
この訓練は、防火装備も着装し、大変疲れる内容でしたが、訓練が終わった後は、皆さんは達成感のある顔をしていました。
トライやるウィークを終えて
それぞれの中学校で5日間という短い期間ではありましたが、様々な分野の消防業務を体験していただき、初日と最終日でみんなの顔つきが変わりました。
この職場体験で得た経験や刺激が、皆さんの今後の中学校生活の糧になっていただければ幸いです。
今回、職業体験に来てくれた生徒の皆さんと一緒に訓練や研修ができて、私達も自分が消防士を目指していた頃や、消防士になったばかりの頃を思い出し、初心に帰る良い機会になりました。皆さんと、またどこかでお会いできることを楽しみにしています。