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台風や大雨の対策と日頃の備え

更新日:2023年3月7日

ページ番号:16424466

風水害に対して事前に備えておくことが重要

洪水、土砂災害などの風水害は、地震とは異なり、発生を事前に予測することができます。
日頃から気象情報などに注意を払い、備えを万全にしておくことで、被害を最小限に食い止めることができます。
みなさんもこのページを参考に、ご家庭での備えを見直してみてください。

同じ西宮市内であっても、地域によって想定されている災害は異なります。

洪水 土砂災害 高潮

西宮市防災マップを使って、自宅周辺でどのような危険が想定されているか、災害ごとに確認しましょう。

西宮市防災マップについて

各種ハザードマップにおける確認事項

洪水ハザードマップ

  1. 自宅が家屋倒壊等氾濫想定区域の内側にあるか
  2. 自宅が何色で塗られているか(白色であれば、浸水は想定されていません。)

家屋倒壊等氾濫想定区域

浸水深 洪水


土砂災害ハザードマップ

自宅が土砂災害のおそれがある区域の内側にあるか

土砂災害警戒区域

高潮ハザードマップ

自宅が何色で塗られているか(白色であれば、浸水は想定されていません。)

浸水深 高潮

2.避難先と避難を始めるタイミングを計画

1.危険を確認』の各種ハザードマップにおける確認事項を基に、
避難先と避難するタイミングを計画します。
ご家族や自宅、周辺の状況などによって避難の仕方は違うので、各ご家庭で検討しましょう。


避難先

安全な場所として、複数箇所の候補を検討しておく必要があります。
自宅に留まることが難しい場合は、早い段階で安全な場所へ避難しましょう。

  • 安全な場所として、親戚、知人宅へ避難する場合は、事前に相談しておきましょう
  • 避難所へ避難する場合は、避難を始める前にその避難所が開設しているか確認しましょう

自宅に留まった方が安全を確保できるのであれば、在宅避難も立派な避難の1つです。
各種ハザードマップにおける避難行動判定フローの判定結果が『滞在可』であれば、在宅避難も検討しましょう。

例:高潮ハザードマップ避難行動判定フロー

避難行動判定フロー

避難を始めるタイミング

タイミングの目安の1つとして、『避難情報』があります。
(詳細は『4.避難情報の意味と情報収集手段を確認』で記載しています。)
ご自身や一緒に避難する人を参考に、避難を開始するタイミングを検討しましょう。
以下に当てはまる場合は、警戒レベル3『高齢者等避難』で避難しましょう。

  • 高齢者や障害者、妊産婦、乳幼児などの避難に時間がかかる方
  • 避難先が遠く、到着までに時間がかかる方

当てはまらない場合でも、遅くとも警戒レベル4『避難指示』で避難しましょう。

立ち退き避難先とタイミング

3.風水害接近時の準備と発生時の行動

台風や大雨は天気予報などで事前に予測することが可能です。
気象情報に気を配り、台風や大雨の接近時には準備と避難行動を確認しておきましょう。


台風や大雨の規模などは天気予報の中の用語である程度推測ができます。

【参考】気象庁が天気予報等で用いる予報用語(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

家の周りの安全対策

  • 屋根の葺材がめくれたり、壊れていないか
  • 確認する外壁に亀裂などがある場合は、早めに補修する
  • 窓のシャッターや雨戸が適切に閉まるか確認する
  • (シャッターが無ければ、ガラス飛散防止フィルムを貼るかカーテンを閉める)
  • ベランダの物干し竿などの飛びやすいものは室内へ移動する
  • 側溝や雨樋のゴミや土砂などを取り除き、水はけを良くする

浸水時の避難のポイント

  • 逃げ遅れた場合は、無理に外に出ず上階へ避難

(歩行可能な浸水深は50cm、流れがあればそれ以下でも危険)

  • 浸水でエンジンが停止して立往生するため、車で避難しない
  • 動きやすい服装で避難する
    • 長袖、長ズボン(ケガをしないように肌の露出を防ぐ)
    • 荷物はリュックに入れる(両手を使えるようにする)
    • 靴は運動靴(長靴は水が中に入ると動きづらい)
    • 傘などを杖がわりにする(段差や障害物を避けることができる)
  • 河川などには決して近づかない

土砂災害の避難のポイント

  • 土砂災害の予兆を確認したら、速やかに避難する

土砂災害予兆

  • 逃げ遅れた場合、建物の上階へ、斜面の反対側にある部屋に避難する
  • 土石流から逃げるときは、流れの方向に対して直角に逃げる(背を向けて逃げると巻き込まれる)

土石流


正しく安全に避難するためには、正しい情報に基づく判断が必要です。
災害時における情報はまさに『命綱』です。
情報の意味を正しく理解し、正しい情報を素早く入手できるよう、情報収集手段を確認しておきましょう。

避難情報

市は、災害が発生または予想され、市民のみなさんの生命または身体に危険が及ぶおそれがある場合に、
避難情報を発令します。
避難情報が発令された際には、警戒レベルに応じた行動をお願いします。

避難情報


情報の収集手段

市は、災害発生の危険が高まった時や災害発生時には、
様々な手段で災害に役立つ情報を発信しています。
1つの手段だけでなく、あらゆる手段で情報収集をできるようにしておきましょう。
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。情報収集手段の確認(チラシ)(PDF:731KB)



5.日頃からの備え

すべての備えが一度完了したからといっても、これで終わりではありません。
「食料や飲料水の消費期限が切れてしまった」「家族の状況が変わって、物品が不足している」となる前に
点検、見直しを行う必要があります。
定期的に(台風や大雨が来る前には必ず)備えを見直しておきましょう。

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