「西宮市再犯防止推進計画」を策定しました

　全国の刑法犯認知件数は、戦後最少となる一方で、刑法犯により検挙された再犯者については、令和2年では全刑法犯のうち49.1％が再犯者となり年々増加傾向にあります。このことから、犯罪を減らすためには、再犯を防止することが重要であると認識されました。
　そこで本市では、安全で安心して暮らせる社会の実現のために再犯防止を進めていくことが重要であるとの認識のもと、犯罪をした人等の円滑な社会復帰を支援することによる市民の犯罪被害の防止を目的とする「西宮市再犯防止推進計画」を策定し、再犯の防止等に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、市民が安全で安心して暮らせる社会の実現を目指します。

1．計画期間
　令和5（2023）年度～令和9（2027）年度

2．計画の基本方針
（1）犯罪をした者等が、社会において孤立することなく、再び社会を構成する一員となることができるよう、関係行政機関が相互に緊密な連携を図り取り組みます。

（2）再犯の防止等に関する活動を行う民間の団体その他の関係者との緊密な連携協力を確保し、必要な支援を切れ目なく実施することにより再犯の防止につなげます。

（3）再犯の防止等に関する施策は、犯罪被害者等が存在することを十分に認識し、犯罪をした者等が、犯罪の責任等を自覚し、犯罪被害者の心情等を理解し、自ら社会復帰のために努力することの重要性を踏まえて行います。

（4）犯罪等の実情を踏まえ、社会情勢等に応じた施策を実施します。

（5）再犯の防止等の取り組みを広報すること等により、広く市民の関心と理解を醸成します。

　令和5年（2023年）1月4日～令和5年（2023年）2月2日にかけて実施しました「西宮市再犯防止推進計画（素案）」に係る意見提出手続（パブリックコメント）にご意見いただきありがとうございました。
　お寄せいただいたご意見と、それに対する本市の考え方をまとめましたので、下記のとおり公表いたします。貴重なご意見をいただき誠にありがとうございました。

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・「西宮市再犯防止推進計画（素案）」に係る意見提出手続（パブリックコメント）の実施結果について（PDF：142KB）