松くい虫防除事業
更新日:2024年3月8日
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松くい虫とは・・
青々とした松が夏から秋にかけて急に赤くなって枯れてしまうことがあります。これは「マツノザイセンチュウ」という小さな線虫(体長約1ミリメートル)が、松の材内に侵入し、生理異常を引き起こすためだと考えられています。
松くい虫被害発生のしくみ「春」
前年に枯れた松から「マツノマダラカミキリ」が「マツノザイセンチュウ」を体につけて飛び出し、健全な松に移動します。
松くい虫被害発生のしくみ「夏」
カミキリムシは、健全な松の若枝の樹皮を食べながら成長し、その傷口からマツノザイセンチュウが松の内部に侵入します。
松くい虫被害発生のしくみ「秋」
侵入したマツノザイセンチュウは、急激に増殖して松の生理に異常をもたらし、松を枯らしてしまいます。また、マツノマダラカミキリムシは衰弱した松の中に卵を産み付けます。
松くい虫被害発生のしくみ「冬」
卵からふ化したマツノマダラカミキリムシの幼虫は、松の内部で越冬し、暖かくなり、飛び立つ日まで松の中で成長し続けます。
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