9月24日から30日は「結核・呼吸器感染症予防週間」です
更新日:2024年9月9日
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結核もコロナも、同じ呼吸器感染症です
結核はまだまだ身近な病気です
西宮市では2023年に新たに結核と診断された43人のうち、75%以上が65歳以上の高齢者でした。
これは、若い頃に結核に感染していたものの発病せず、年をとり免疫力が落ちて体内に抑え込まれていた結核菌が再び活動を始め、発病する人が多いからです。
ご自身や周りの人たちの健康を守るために、また結核を次の世代に残さないために、結核について正しい知識を身につけ、予防・早期発見に努めましょう。
結核予防・早期発見のポイント
- 乳児はBCG予防接種を受けましょう。生後5ヵ月~8ヵ月のあいだに1回接種することが推奨されています。
- バランスのよい食事、適度な運動、十分な休息で免疫力を高めましょう。
- 咳やたんが2週間以上続いたり、微熱や体のだるさが続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
- 年に1回は胸部エックス線検査を受けましょう。感染症法では、65歳以上の方に毎年結核検診を受けることが義務付けられています。
予防しよう、身近な呼吸器感染症
新型コロナウイルス感染症をはじめ、インフルエンザや細菌性肺炎など、呼吸器感染症は流行しやすい病気です。
呼吸器感染症の感染予防には、「換気」、「手洗い・手指消毒」などの基本的な感染対策が有効です。
基礎疾患のある方や、高齢者が感染すれば重症化リスクも高まります。通院や高齢者施設を訪問する時などは、感染予防として「マスクの着用」も効果的です。
本格的な流行シーズンである秋・冬だけでなく普段から感染症予防に気を付けて、感染拡大を防止しましょう。
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