障害のある人もない人も 誰もが暮らしやすい西宮を目指して
「障害を理由とする差別の解消及び誰もが暮らしやすいまちづくりの推進に関する条例」を施行
全ての市民は、障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を生まれながらに持っており、かけがえのない個人として尊重されるものです。
しかし、障害のある人は、周囲の理解不足や偏見等により、不当な差別的取扱いを受けたり、情報の取得や意思疎通ができずに自立や社会参加が妨げられていることがあります。
市は、これらの課題を解決するために、7月1日に「障害を理由とする差別の解消及び誰もが暮らしやすいまちづくりの推進に関する条例」を施行し、障害に対する理解を促進し、障害の有無にかかわらず、誰もが暮らしやすいまちづくりを進めていきます。
しかし、障害のある人は、周囲の理解不足や偏見等により、不当な差別的取扱いを受けたり、情報の取得や意思疎通ができずに自立や社会参加が妨げられていることがあります。
市は、これらの課題を解決するために、7月1日に「障害を理由とする差別の解消及び誰もが暮らしやすいまちづくりの推進に関する条例」を施行し、障害に対する理解を促進し、障害の有無にかかわらず、誰もが暮らしやすいまちづくりを進めていきます。
【問合せ】障害福祉課(0798・35・3147(ファックス)0798・35・5300)
- 条例の施行で、どうなるの
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差別をなくし、手話や意思疎通手段への理解を促進します
障害のある人への合理的配慮を行うことが市内の事業者の義務となります。しかし、事業者に負担を強いることや罰を与えることが目的ではありません。話し合いによる解決の場を設け、お互いを理解し、歩み寄ることで差別をなくすことを目指します。
また、手話がコミュニケーション手段の1つというだけでなく、日本語や英語と同じように大切な「言語」であることや、点字や絵カードなど障害の特性に応じたさまざまなコミュニケーション手段で情報を得たり、伝えたりしやすくすることへの理解を促進します。 - 合理的配慮って、どんなこと
- 障害のある人が障害のない人と同じように社会参加できるよう、無理のない範囲で調整を行うことです。例えば、お店の入口に段差があると、車椅子に乗っている人は入ることができませんが、スロープを設置すれば入ることができます。
- 障害に対する理解って、どんなこと
- 障害は人それぞれであり、必要とする配慮もさまざまです。障害のある人もない人もお互いに尊重し、障害のある人が何に困っているか、必要な配慮は何かを知ることが大切です。
障害の特性や困っていることの例
※あくまで一例です。他にもさまざまな障害があり、人によって必要としていることも異なります。
障害のある人と十分にコミュニケーションをとり、必要な支援をお願いします
障害のある人と十分にコミュニケーションをとり、必要な支援をお願いします
- 聴覚障害
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耳が聞こえない人と聞こえにくい人がいます
「筆談」など、視覚情報があれば分かりやすいです - 発達障害
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独特のこだわりや感覚過敏から、周りに理解されにくい場合があります
何かをお願いする場合は、具体的に伝えてください - 視覚障害
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全く見えない人と見えづらい人がいます
移動に困っていたら、「誘導」が助かります - 肢体不自由
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身体の一部にまひや筋力低下などが生じています
困っていそうなときは、積極的に声を掛けてください
配慮や手助けを、必要な人に届けるために ~市の取組を紹介
あいサポート運動
事業者の合理的配慮に費用助成
障害のある人の社会参加を進めるため、合理的配慮の提供(点字メニューの作成、筆談ボードの購入、簡易スロープの設置など)を行う際の費用の一部を助成します。対象は不特定多数の人が利用する市内の事業所で、助成には事前申請が必要です。
助成額や申請書など詳しくは、市のホームページ(合理的配慮の提供支援に係る助成金事業について)でご確認ください。
助成額や申請書など詳しくは、市のホームページ(合理的配慮の提供支援に係る助成金事業について)でご確認ください。