平成21年度 西宮市民文化賞受賞者紹介(学校法人 兵庫医科大学)
更新日:2024年8月13日
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学校法人 兵庫医科大学
学校法人 兵庫医科大学 プロフィール
昭和46年(1971年)11月に学校法人として認可され、昭和47年(1972年)に兵庫医科大学を開学。昭和53年(1978年)に兵庫医科大学大学院医学研究科を開設し、平成9年(1997年)には先端医学研究所を発足させ最先端の研究を推進している。平成19年(2007年)には、神戸ポートアイランドに総合医療大学として兵庫医療大学を開学した。本年で、創設38年目を迎える。
創設以来「社会の福祉への奉仕、人間への深い愛、人間への幅の広い科学的理解」を建学の精神として、最先端の全人的医療を担う人間愛あふれる良医を育成する教育を実践し、多くの有能・有為な人材を輩出した。世界に発信しうる先駆的な研究や高度先進医療の実践に向けて日夜研鑽を続け、その研究成果は国内外で高い評価を獲得し、医学の新たな道を切り開いている。
さらに、安全で質の高い医療はもちろんのこと高度で先進的な医療を提供するとともに、阪神地区の基幹病院として、他の医療機関と連携し地域医療の推進を図っている。昭和55年(1980年)には阪神間6市1町の第3次救急医療機関として、兵庫医科大学救命救急センターを病院に併設した。高度な知識と技術をもって重篤な救急患者に救命救急医療を提供するとともに、次世代救急医の育成と救急救命士の養成に尽力するなど地域社会に貢献している。平成8年(1996年)には、兵庫県から大規模災害発生時に被災地へ医療スタッフの派遣や負傷者の受け入れを行う災害拠点病院に指定された。
また、国際交流の一環として、ドイツ連邦共和国ザールランド大学との姉妹提携をはじめ、中華人民共和国汕頭大学医学院等と学術交流協定を締結するなどグローバル社会を見据えて、広く人的交流や情報交換を行っている。
本市においては、西宮市の貴重な文化的資源である大学の集積を生かした「カレッジタウン西宮」構想に基づく各事業の開設当初から参画するとともに、大学交流協議会の理事校として運営に力を尽くしている。また、地域の基幹病院を有する大学として、医療を通じて市民との深い信頼関係を築くため、健康や医療に関する「市民健康講座」を平成元年(1989年)より大学内で定期的に開催し地域交流にも取り組んでいる。
平成19年(2007年)には「関西学院大学と学術交流に関する包括協定」を締結し、教員・学生の学術交流を促進するなど市内大学間の交流発展にも力を注いでいる。
建学の精神のもと多くの有能・有為な人材を社会に輩出
~「文教住宅都市・西宮」のまちづくりに貢献~
「社会の福祉への奉仕、人間への深い愛、人間への幅の広い科学的理解」を建学の精神として、全人的医療を担う人間愛あふれる良医を育成する教育を実践し、多くの有能・有為な人材を輩出されるとともに、「インターカレッジ西宮」や「市民健康講座」を通して「文教住宅都市・西宮」のまちづくりに貢献されました。
兵庫医科大学病院にて
第5学年次臨床実習(脳神経外科学)
兵庫医科大学病院にて
第5学年次臨床実習(内科学)
兵庫医科大学にて
毎月2回開講している市民健康講座の講義風景
阪神間の第3次救急医療機関として高度な救急医療を提供
~地域社会に大きく貢献~
阪神間の第3次救急医療機関として、次世代救急医の育成にも力を注がれるとともに、重篤な患者に対し高度な救急医療を提供するなど地域社会に大きく貢献されました。
兵庫医科大学救命救急センターにて
救急専門医師のもとで、救急教育の実習
兵庫医科大学内にて
災害拠点病院として、
毎年実施している災害訓練