平成21年度 西宮市民文化賞受賞者紹介(林 宜嗣さん)
更新日:2019年3月29日
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林 宜嗣(はやし よしつぐ)さん
関西学院大学経済学部教授
林 宜嗣さん プロフィール
昭和53年(1978年)関西学院大学大学院博士課程修了後、関西学院大学経済学部に就職し、昭和61年(1986年)経済学博士の学位を取得。昭和63年(1988年)には経済学部教授に就任し、平成13年(2001年)から平成16年(2004年)まで経済学部学部長を務めた。専攻は財政学・都市経済論で、高齢化・国際化・地方分権化といった潮流と財政や税制との関わりについて研究している。
平成4年(1992年)から平成5年(1993年)までロンドン大学客員研究員、平成6年(1994年)から平成8年(1996年)まで旧経済企画庁経済研究所の客員主任研究官を兼務した。
また、平成16年(2004年)から国土審議会特別委員、平成18年(2006年)より政府税制調査会委員、平成19年(2007年)からは第29次地方制度調査会専門小委員会委員長など政府委員を歴任し、国と地方の財政関係に精通している。
さらに、全国市長会の市長フォーラムをはじめ、全国市町村国際文化研修所の市議会議員特別セミナー、兵庫県市長会特別セミナー、広島県でのシンポジウムなど地方分権や道州制などをテーマとした講演の講師やパネラーとして全国各地で活躍している。
本市においては、昭和57年(1982年)から昭和59年(1984年)に西宮市社会保障審議会委員、平成5年(1993年)から平成7年(1995年)まで西宮市建築審査会委員を歴任した。
特に、平成11年(1999年)策定の第3次西宮市総合計画及び平成21年(2009年)に策定した第4次西宮市総合計画と多年にわたって審議会委員を務め、卓越した識見と豊かな専門知識で本市のグランドデザインとなる総合計画の策定に力を尽くした。
また、阪神・淡路大震災復興事業の課題整理と震災で得た貴重な教訓や提言を情報発信するために発行した
「震災復興6年の総括」や、第4次西宮市総合計画の策定における財政フレームの設定にあたり、専門の財政学の観点から的確な指導・助言を行い本市の行政推進に貢献した。
第3次及び第4次西宮市総合計画審議会委員を歴任
~西宮市総合計画の策定に尽力~
第3次及び第4次西宮市総合計画審議会委員として、卓越した識見と豊かな専門知識でまちづくりの指針となる総合計画の策定に尽力されました。
平成21年(2009年)11月
神戸市相楽園会館にて
兵庫県市長会特別セミナーで講演する林先生
テーマ「地域再生戦略と道州制」
専門の財政学の観点から的確な指導・助言
~西宮市の行政推進に大きく貢献~
財政に関する長期的な予測をはじめ、「文教住宅都市・西宮」のまちづくりにあたって専門の財政学の観点から的確な指導・助言を行い、本市の行政推進に大きく貢献されました。
平成19年(2007年)8月
大阪市パリ事務所にて
調査研究のために、事務所を訪問
平成21年(2009年)11月 関西学院大学の大教室にて
ディベート大会の講評を行う林先生