平成20年度 西宮市民文化賞受賞者紹介(大野 ユタカさん)
更新日:2010年12月10日
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大野 ユタカ(おおの ゆたか)さん
写真家 全日本写真連盟顧問
大野 ユタカさん プロフィール
昭和25年(1950年)に兵庫県下で草分け的写真集団の白光写友クラブに入り、写真家の本庄光郎氏に師事。写真雑誌等のコンテストに応募・入賞し、昭和37年(1962年)には富士フォトコンテスト金賞を受賞。以後フリーの写真家として、アサヒカメラ他に作品を多数発表し、大阪・東京など全国各地で個展も数多く開催している。
昭和60年(1985年)に、写真愛好家の全国的な組織である全日本写真連盟総本部理事に就任し、国際写真サロン・全日本写真展及び県展・市展などの審査員を多数歴任。平成20年(2008年)には、理事としての永年の功績により総本部の顧問に就任した。朝日カルチャーセンターの講師も務め、撮影の実技と作品づくりについて講義している。
本市においては、昭和43年(1968年)より西宮市展の審査員、平成11年(1999年)から平成17年(2005年)まで西宮市家族の絆フォトコンテストの審査員を務めるとともに、昭和57年(1982年)に西宮芸術文化協会運営委員に就任後は、西宮市・(財)西宮市文化振興財団と協力し、西宮市芸術祭美術展や西宮市野外文化事業等の開催にも力を尽くしている。
また、市民の写真グループや職域グループ等の指導にも力を注ぎ、多くの写真愛好家を育成するとともに、写真芸術文化の振興に寄与した。
昭和51年(1976年)に全日本写真連盟創立50周年功労賞、平成18年(2006年)には、同連盟創立80周年功労賞を受賞。
全国各地での活発な創作活動と後進の指導育成
~写真技術の向上及び写真芸術文化の振興と普及に尽力~
全国各地で活発な創作活動を行い写真家として高い評価を得られるとともに、後進の指導育成や各種展覧会・撮影会の開催などを通じて、写真技術の向上及び写真芸術文化の振興と普及に尽力されました。
平成6年(1994年)2月
出品作品について審査講評する大野さん
平成8年(1996年)3月
東京で開催した個展会場にて
写真集
「世界の国からメルヘン・Marchen・めるへん」の作品展
平成11年(1999年)6月
神戸市北野町 風見鶏の館前の広場にて
朝日カルチャーセンターにて
撮影の実技と作品づくりについて講義
市民の創造活動を奨励
~西宮市の芸術文化の向上に大きく貢献~
西宮市展の審査員、西宮芸術文化協会運営委員として、市民の創造活動を奨励し、本市の芸術文化の向上に大きく貢献されました。
平成12年(2000年)7月 西宮市立市民ギャラリーにて
「西宮市展」の入選作品を解説
平成20年(2008年)10月
「'08野外アートフェスティバルinにしのみや ~ユメ・夢・ゆめ~」
出品作品