平成18年度　西宮市民文化賞受賞者紹介（佐渡　裕さん）

　指揮者　兵庫県立芸術文化センター芸術監督

　京都市立芸術大学を卒業後、平成元年（1989年）新進指揮者の登竜門として権威のあるフランスのコンクール「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝し、国際的な注目を集めた。また、平成7年（1995年）には、「第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール」で優勝した。
　現在はパリ・ラムルー管弦楽団首席指揮者を務めながら、ヨーロッパを中心に世界各地で一流のオーケストラでの客演を重ねており、国内では、平成14年（2002年）に就任した兵庫県立芸術文化センター芸術監督としても活躍している。
　兵庫県立芸術文化センター芸術監督就任時には「地域住民とともにセンターのあり方を考えたい」と瓦林小学校での音楽教室や県立西宮高校音楽科での特別授業など地域住民との様々な交流事業を実施し、音楽の指導はもちろんのこと、音楽の楽しさや喜びを伝え、生活の中に音楽を根付かせようと市民との交流に力を注いだ。
　優れた芸術性を発揮し兵庫県立芸術文化センターの数々の演奏会で好評を博し、演奏会活動を通じて市民に感動を与えている。

　～優れた芸術文化の提供と後進の指導に尽力～

　～芸術文化の振興及び向上に大きく貢献～

　平成18年（2006年）9月

　　サントリーホールでの東京デビューコンサート

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